みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
土曜競馬が終わりました。さぁ、チャンピオンズカップです。私の本命はタガノビューティーです。複勝と、テーオーケインズとの馬連、ワイドなど幅広く勝負したいと思います。
さて、いつものように日曜デビューのクラブ馬について、私が去年の「全頭完全評価（レビュー）」でどう書いていたかを振り返っていきます。（青字がレビュー部分）
■日曜中京5Ｒ（芝2000メートル）
・トラヴォルジェンテ
44アヴェンチュラの20
（ロードカナロア、牡、3月30日、200,000円、安田 隆行）
【耐調教値】Ｂ
【血統】B
【早勝値】Ｂ
【潜在能力値】Ｂ
【総合評価】Ｂ
不受胎明け。ドレフォン、サトノクラウンと付けて留まらず、ようやく本馬が産まれた。かなりの大型馬で、馬体の印象からまだまだ大きくなりそう。歩様には躍動感があって、見栄えは良い馬ではあるが、細かく見ているとそこまで評価は上がらなかった。父の産駒にしては前肢の出は綺麗だが、一方で馬体が大きすぎるのが心配。トモの筋肉は素晴らしいが、一方でかなり緩い。値段なども加味して総合評価をＢとした。
・メズマライジング
41フォルトの20
（ディープインパクト、メス、1月22日、150万円、藤原 英昭）
【耐調教値】Ａ
【血統】Ｓ
【早勝値】Ｃ
【潜在能力値】Ｂ
【総合評価】Ｂ
四肢の角度や伸びに問題はないようだ。血統的には非常に魅力的な１頭。ただし、トモの容量があまりに少なすぎる。１月生まれで馬体のバランスも整ってきており、今後もあまり馬体重は増えないと思われる。貴重なディープ産駒ではあるが、現状を見る限りは積極的に狙っていくべき馬、とまでは思えない。
■日曜阪神5Ｒ（芝1800メートル）
・ウォーターハウス
43ショウナンパンドラの20
（ロードカナロア、牡、2/26、200,000円、高野友和）
【耐調教値】Ｂ
【血統】Ａ
【早勝値】Ａ
【潜在能力値】Ａ
【総合評価】Ａ
名牝の３番仔。馬体を見るとサイズはまだまだ大きくなりそうで、ようやくしっかりした造りの産駒が出てきたという印象だ。前脚を搔き込むように歩くのは父の産駒によくある特徴。後肢の踏み込みやトモの筋肉は水準以上のものがあり、緩さもさほど感じないことから早めから能力を発揮できると思う。値段は高いが、一発ホームランの可能性を秘めた馬だと思う。予算に余裕のある方は賭けてみてもいいかもしれない。
・グレイコード
82バイナリーコードの20 ▲ＯＣＤ
（スクリーンヒーロー、メス、2月28日、40万円、高柳 大輔）
【耐調教値】Ｃ
【血統】Ｃ
【早勝値】Ｃ
【潜在能力値】Ｃ
【総合評価】Ｃ
立ち姿は悪くないが、歩かせてみるとわかるように、右後肢、右前肢が曲がっていて、バランスを保って歩くことが出来ていない。血統的にはスピード不足で、現状でも必要な筋肉が付いていない。オススメできるポイントが見つけられなかった。
・ベルリエゾン
154ベルワトリングの20 ▲骨折、ＯＣＤ
（キズナ、メス、2月3日、70万円、佐々木 晶三）
【耐調教値】Ｂ
【血統】Ｂ
【早勝値】Ｂ
【潜在能力値】Ｂ
【総合評価】Ｃ
故障歴あり。馬体を見ると成長自体がかなり遅い様子。トモの容量は不足していて、このままでは競馬のスピードについて行けない。かといって、これから劇的にパンプアップするイメージも沸かない。右前の湾曲も危険で、慎重に鍛えていってどこまで、というところ。牝馬でもあり、あえて狙わなくてもいいかな、と思わせる馬。
■日曜中山5Ｒ（芝2000メートル）
・ランビリーゾ
78ルミナスハッピーの20
（ハービンジャー、牡、4/21、3000万円、60000円、斎藤誠）
【血統】Ｂ
【早勝値】Ｃ
【潜在能力値】Ｃ
【総合評価】Ｃ
セレクトセールで１６５０万円。母は産駒にスピードを伝えづらく、父との配合は解せない。ルーラーシップを付けたが留まらなかったようで、タイミング良く空いていたのが父だったということだろう。馬体は前が勝っていて、後肢が貧弱に映る。遅生まれなので仕方のない部分もあるだろうが、それにしても筋肉の発達が遅いようだ。現状では後肢の踏ん張りが効かないために、坂路では上体が起き上がったように走りになっている。幸い牡馬なので、ゆっくり成長を待つ手はある。３歳夏の北海道で勝ち上がり、コツコツ稼いでくれれば成功というイメージ。それにしては高いので、【総合評価】は厳しく付けた。
以上です。中京の新馬戦はなかなか見ものですね。楽しみです。またブログを書きます。みなさま、ご武運を！
カンパイ氏