【メイクデビュー】土曜デビューのクラブ馬たちの募集時評価は? | カンパイ氏の一口馬主ライフ

カンパイ氏の一口馬主ライフ

祝★出資馬アスコリピチェーノ賞金2億円突破!
ライター。一口馬主ライフを楽しむため、2020年からブログ開設。これまで、クラブ誌や有名競馬ブログにも寄稿してきた。独自の分析方法を確立し、毎年主要クラブの募集馬を分析している。

みなさま、こんばんは。

カンパイ氏です。

 

 今週も金曜日が終わりました。いよいよ競馬です。サッカーW杯の日本代表に興奮した1週間でした。日曜はチャンピオンズカップです。1頭かぶりの人気になりそうですが、どうなりますか。

 

 さて、まずはいつものように週末デビューのクラブ馬について、私が去年の「全頭完全評価(レビュー)」でどう書いていたかを振り返っていきます。まずは土曜日デビューの馬たちからです。(青字がレビュー部分)

 

■土曜阪神5R(ダ1800メートル)

・インテンソ

83ミスセレンディピティの20 ▲右後膝ボーンシスト手術

(ドゥラメンテ、牡、4/22、5000万円、10万円、松永幹夫)

【耐調教値】A

【血統】B

【早勝値】C

【潜在能力値】B

【総合評価】B

 手術歴はあるものの、動画を見た限りでは四肢の使い方に目立った問題はなかった。血統的にスピード不足かと感じたが、動きが機敏で良い意味で裏切られた。緩さが非常に目立つので、そこまで早くから動けるタイプではないだろう。ただし、トモの上部にある中殿筋の発達は目を見張るものがある。その分トモが貧弱に映るのだが、容量はそれなりにあって、成長とともに素晴らしい馬体になりそうだ。これで牝馬なら敬遠するが、牡馬だということもあり、じっくり育ててもらって、古馬になってから素質開花といきたい。値段が高いので、【総合評価】は少し下げた。

 

・フルングニル

74ターフドンナの20 ▲OCD

(イスラボニータ、牡、2月24日、125万円、杉山 晴紀)

【耐調教値】C

【血統】A

【早勝値】C

【潜在能力値】A

【総合評価】B

 エリザベスタワーの弟で、父母の相性も良さそう。立ち姿は非常に迫力がある。馬体は現状かなり緩く、少しじっくりと調整した方が良いだろう。造りで気になるのは、両前肢の繫ぎ。硬さがあるのと、内側に巻き込むようなスナップ。超大型馬になりそうな点も考慮すると、故障のリスクは高めと判断する。素質はあるので、杉山調教師の腕に期待したい。

 

■土曜阪神6R(芝1400メートル)

・スカイゲイザー

42シングルゲイズの20

(ロードカナロア、牡、1/28、160,000円、松永幹夫)

【耐調教値】A

【血統】B

【早勝値】A

【潜在能力値】B

【総合評価】B

 初仔。母は豪州の芝2000メートルのG1馬。四肢の角度や運びは募集馬随一の美しさ。トモの容量も十分で、キ甲の抜け具合から仕上がりの早そうな馬体にも映る。この馬の唯一と言ってもいい懸念点は馬体重。動画から見る成長度では、今後もあまり大きくならない印象を受ける。中サイズくらいまで成長してくれれば、大きな活躍まで期待できると思うが、現状では「総合評価」を少し厳しめに付けた。

 

 以上です。今週から中山開催が始まります。もう年末という感じですね。今週も全馬無事に!みなさま、ご武運を!

 

カンパイ氏