みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
土曜競馬が終わりました。メイクデビューの回顧は次回に回し、まずはいつものように、日曜デビューのクラブ馬について、去年私が書いた「全頭完全評価(レビュー)」を振り返っていきます。(青字がレビュー部分)
■日曜中京5R(芝2000メートル)
・マルクパージュ
49ディープストーリーの20
(ハービンジャー、メス、4/16、36,000円、斉藤崇史)
【耐調教値】B
【血統】A
【早勝値】C
【潜在能力値】B
【総合評価】C
両前肢はとても綺麗。一方で左後肢が湾曲しているので、負担がかかる可能性がある。4月生まれということを加味しても、かなり小さい。トモの容量は水準だが、馬体の造りからは、今後もあまり大きくならないだろう。緩さがあって仕上がりにも時間がかかりそう。血統が良いだけに残念だが、牝馬ということも考えると、もう少し早めから動けそうな馬を狙うべきで、あえて本馬に行かなくてもいいと思う。
■日曜中山5R(芝1800メートル)
・フェザーモチーフ
75オーサムフェザーの20 ▲左後膝ボーンシスト手術
(ハーツクライ、牡、1/30、5000万円、10万円、武井亮)
【血統】B
【早勝値】A
【潜在能力値】B
【総合評価】B
母の仔はどうもスピード不足に陥る傾向にある。ただ、本馬は馬体の特徴から、どちらかと言えば短距離向きに出た印象だ。繫ぎが立ち気味で、前脚のさばきにも癖があるので、注意しながらの調整になるだろう。一方、父の産駒にしては緩さが目立たず、意外と早めから使っていける可能性を感じる。ただ、繰り返しになるが、母と父の仔であることを考えれば、もう少し中距離っぽい馬に出てくれた方が活躍できるステージが想像しやすかった。率直に言えば、本馬は短距離ダートかな?という印象で、血統と馬体のイメージがちぐはぐだ。こういう馬は個人的にあまり狙わない。
以上です。日曜も全馬とにかく無事に。それではみなさま、ご武運を!
カンパイ氏