「き」の意味 | 自分らしく、幸せになりたい人へ 西洋手相術 YUTAKA

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銀座の西洋手相術占い師のYUTAKAが手相を始めとした
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  ​木にはなぜ祟る木があるのか?



銀座の西洋手相術占い師🔮

YUTAKAです。


以前から「木」はなぜ祟りみたいな

霊力があるのかなと、思ってました。


中にはちょっと枝を剪定したり、

落ち葉を拾っただけで祟りがある

というのもあります。



ご縁を切る縁切りの力もあります。


諏訪大社上社の前宮にも

大きなご神木がありますが、

黄泉の国に通じて

いるようなゾッとする

雰囲気があります。

ま、前宮は神様のお墓という

伝承があります。



  ​きは「死」をあらわす

古事記によれば、

「き」とはお墓

とか死を意味する

古い日本語です。



大國主命が、多くの神、つまり八十神から

命を狙われたときに、木に挟んで

大國主命の命を奪おうとか、

木を通じて死者の国に

行く話があります。


きのくに」は紀伊国つまり、

和歌山県を指すのですが、

古代ここは死者の国をあらわして

いました。熊野大社は熊野信仰の総本山ですが、

熊野三山を崇める熊野信仰は死んだ後に極楽浄土

に行けるようにする信仰のことです。


源平合戦で有名な

平維盛も熊野で入水して極楽浄土へと

旅立ちました。


このように「き」は死者の世界、この世の

ものではない世界や力との繋がりが

あるようですね。


全ての木が異世界と繋がっているわけでは

ないですが、あまり木を粗末に

扱わないようにしたいですね。