●一切の邪を祓う、剣の神さま
私は江戸川区に住んでいますが、平安時代の
行政区域は下総国。家の周りには香取神社が
たくさんあります。
下総国一之宮の「香取神宮」には一度、詣でたいと
思っていましたが、機会あって、参拝することが
できました。
創建は神武18年ですから、今から2660年前ですか。
ご祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。
武の神様として知られる香取大明神です。
ただし、経津主大神は、
日本書紀にだけに出てくる神様なのです。古事記には出てきません。
「ふつ」というのは、剣がものを切る時に出る音を表している、
と言われています。出雲の大穴牟遅神(おおあなむちのかみ・大国主命)
の国譲りの時に、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)と
一緒に交渉を担当した神様です。ちなみに、武甕槌大神が持っている
剣を「ふつのみたま(さじふつのかみ、みかふつのかみ)」と言います。
この剣は石上神宮に奉じてあると言われています。
この経津主大神は、別名、伊波比主大神(いわいぬしのおおかみ)
という名前を持っています。天津甕星(あまつみかぼし)という
金星の神様を従わせたためについた名前だそうです。
天津甕星は、ヤマト政権に反抗した神様で金星を信奉していた
民族の神様のようですね。
さすが国を平定しただけの神威があり、霊感が鈍い私でも
拝殿に近づいただけで、ビリビリきました。
電気系のビリビリではなく、振動系のビリビリです。
ビィーーーンという感じですか。
まるで刀を震わしているような感じで、邪が吹き飛びます。
関東にこんな素晴らしい神宮があったとは、盲点でした!
嫌なことがあったら、参拝しようと思いました。
●交渉に効果あり
剣の神社といったら、前に書いた石上神宮や草薙の剣を
奉じている熱田神宮などがありますが、それとは全く
別格の神威があります。まさに鋭い剣という感じです。
ご祈願もしたのですが、拝殿に入るとまた雰囲気が全く
異なります。恐れ多い存在なのか、神様の正面に座るのは、
玉串奉じる時だけ。それ以外は、神様の真横に座って
祝詞を聞くシステムになっていました。
拝殿は、昭和時代の創建ですが、本殿は江戸元禄のもの。
黒漆塗りで渋いです。
樹齢数千年という杉もあり、雰囲気が素晴らしかったです。
香取神宮でご祈願したのは、ある起業家との価格交渉で
難渋しており、なんとか良い方向にまとまらないかと
お願いしたのですが祈願後、すぐに相手が譲歩案を
出してきました。
さすがは、国譲りで有利に交渉を導いた神様です。
交渉や嫌なことを吹き飛ばすには、非常に強いパワーを
持っていらっしゃる神様です。
新しくスタートを切りたいとか、
悪縁を断ちたい人には、
オススメのパワースポットです!





