名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店＆男着物専門店きもの美濃幸 、
3代目若だんなです
きもの美濃幸公式ＨＰはこちら
クリックでの応援を、
よろしくお願いいたします。
《きもの美濃幸の一品をオンラインで》
MINOKO STORE
２０２３ 美濃幸好みの夏帯紹介
その1 栗山工房 ムガシルク 唐花円文
その2 染の川勝 横網代魚
今日ご紹介する一本は、こちら。
私が大好きで、
毎年探している柄を織り上げた、
老舗名店の一本です。
すくい織り一筋60年、
西陣織の名店「まこと織物」さんが手掛けた、
「すくい」の夏八寸帯です。
織り糸を一目一目、
絵を描く様に織り上げていくすくい織り。
手仕事の美しさを感じる、
その楽しみを、
夏の季節と共にお楽しみ頂けたら
嬉しいです。
爽やかな水色に織り上げられた
地の上に飛ぶ千鳥模様は、
実に夏の涼感をそのままに感じる風情。
波頭に織り込まれた金糸銀糸は、
そうした涼感を引き立てつつも
帯としての品格を感じる仕上がりに、
また千鳥の眼に織り込まれた朱色は、
華やかさと愛らしさを感じさせてくれる
仕上がりとなっています。
前腹の様子はこちら。
片側には愛らしい千鳥柄。
もう一方には、
波しぶきの水玉模様が、
金銀糸を使いながら、
織り込まれています。
八寸帯なので、
気楽な一本にはなるのですが、
以外と格調の高さも感じられるので、
小千谷縮や夏紬といった、
カジュアル傾向のコーデに限らず、
絽無地や小紋といった、
セミフォーマルを感じさせる、
染め物との組み合わせにも、
抜群の相性を見せてくれます。
織り手の感性が込められた
絵画を描くように織り上げるすくい織り。
品格と愛らしさを、共にお楽しみ下さいませ。
《掲載商品のご購入はこちらから》