名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
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今日は、少し肌寒さを感じる一日。
私は早々に袷が過ぎ、
単衣に袖を通していましたが、
それでは風邪をひくと感じて(大袈裟w)、
袷に袖を通しました。
選んだ袷の長着は、
塩沢御召の一着。
大島紬の袖なし羽織と合わせました。
塩沢御召の質感は心地よく、
サラッとした生地感と、薄目の織り上がりは、
袷にしてもその良さを実感できます。
また、真綿系の紬と違い、
空気を含みにくい素材なので、
袷でも発散性の高さを感じます。
八掛は、表地の同系色。
羽織紐は少し、遊びを入れました。
最近は気候が変わり、
5月も半ば過ぎてしまうと、
本来の季節である袷の着物とは、
縁遠いものになりがち。
袷に袖を通す期間が短くなり、
単衣に袖を通す期間が長くなりました。
とはいえ、
袷には袷の、単衣には単衣の、
それぞれの良さがあり、
時々の気候や気持ちに合わせて、
自由に選び、袖を通すことが、
着物らしい季節の楽しみ方だと、
私は思います。
小寒い初夏に感じた、袷の心地好さ。
皆さまも季節と共に、
素敵なきものと在る時間をお過ごし下さい。
名駅西、名古屋市中村区大門にあります、