名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 、
3代目若だんなです
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若だんなの着物姿から、
男の着物の楽しみ方を紹介する、
男のきものっていかが? シリーズ
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昨日、椅子に座っている時に、
お尻あたりが「?」な感じがして、
ふと手をやったら、
何と!
指の入る余地がありではないですか
脱いで、そのあたりを見て見ると、
やっぱり、
背縫いが割れて、
穴が開いてしまっていました(涙)
「背縫いが割れたなら、縫い直すか?」
と思い、更によく見て見ると、
いや違う、
生地自体が裂けてしまっている様子(涙)(涙)
この片貝木綿を着始めて、10年以上。
生地の精が抜け始めている様です。
よく見ると、裂けたあたりの布は、
大分薄くなってきており、
袖口も知らない間に解れている様子。
毎日の様に袖を通し、
汚れては洗濯機で洗って干し、
何年かに一回は、
全部解いて洗い張りをして、
この片貝木綿との付き合いも、
深まる一方でしたが、
何時かは来る、別れの時。
片貝木綿にしては、
本当に良く持った方だと
こうして年月を振り返りながら、
しみじみと感じています。
とりあえず、綺麗に畳みなおし、
今後どうするかは、ゆっくりと考える事に。
この後、解いてからまた洗い張りし、
羽織にしようか、袖なし羽織にしようか、
はたまた、別のものにしてあげようか。
色々と考えてみます
長着としてのお付き合いは、
これでおしまいですが、
この一枚の布とのお付き合いは、
これからも続けていきたいと、
私は勝手ながら思う次第。
布の方はといえば、、、
同じ想いを共有しているはずと、
また勝手に思いつつ、
引き続き、私の生活を支える一着として、
活躍して欲しいと思います
こうした付き合いが出来る事も、
和装らしい楽しみ方のひとつ。
また進捗がありましたら、
ブログでもお知らせしていきます。
片貝木綿くん、
これからもよろしくね
名駅西、名古屋市中村区大門にあります、