男のきものっていかが?2019 その11 ~平成最後の一日に着る着物。~ | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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若だんなの着物姿から、

男の着物の楽しみ方を紹介する、

 

男のきものっていかが? シリーズ

 

全100回 過去のまとめはこちら

男のきものはここを見て♪~総集編~

 

2017年版はこちら

男のきものはここを見て♪2017総集編

 

2018年版はこちら

男のきものはここを見て♪2018総集編

 

 

今日は、GW前半最後の営業日、

 

そして、

 

平成最後の営業日となりました。

 

GW期間中の営業日etc

2019年&令和元年 GW期間中~

 

 

朝食を食べ終えて、家の仕事を済ませ、

さて、何を着ようかと思った時に、

迷わず手に取って組み合わせがこちら。

 

 

私にとっては定番中の定番、

 

祖父から譲り受けた杢無地の結城紬と、

同じく祖父から譲り受けた格子柄の角帯

この写真では見えませんが、

半襦袢も祖父からのもの着ています。

 

 

「どんだけ、おじいちゃんの事が好きなの?」

 

と思われるかも知れませんが、

正直なところ、存命時の祖父の事、

特に最晩年の頃の祖父の事は、

あまり好きではありませんでした。

 

私も高校生となり、

また祖父も高齢による認知症もあり、

横の家に住んでいましたが、

ほとんど会話をしなかった様に、

私の記憶には残っています。

 

 

自身、多感な時期でもあり、

(自分でいうものではありませんが汗)

また高校の行き帰りで生活もバラバラ、

顔を合わせる事が無かったのですが、

 

そんな反抗的な態度をしていた私にも、

いつも笑顔で可愛いがってくれていた、

祖父の笑顔も、同時に記憶に在ります。

 

 

大正時代に生まれ、

激動の昭和を生き抜き、

平成にこの世を旅立った祖父。

 

丁稚奉公で呉服屋「美濃屋」に勤め、

昭和12年に暖簾分けをもらい、

「美濃幸」を開いた祖父がいなければ、

「今」の私はいないのだと実感します。

 

 

高校生当時の自身に反省をしつつ、

心からの感謝を持って過ごす日々。

 

 

この結城紬や角帯は、

こうした自身の原点を気付かせてくれる、

大切なものであると同時に、

 

時代を経ても変わらぬ「良い物」を、

身をもって教えてくれる、

教科書の様な存在です。

 

 

こうして、ゆっくりと時間を掛けて、

自身の事を振り返りながら、

 

平成から令和へと、

思いを馳せる事が出来る事は、

昭和から平成の頃には出来なかった事。

 

 

令和が皆さまにとって、

素晴らしい時代と成ります様に。

 

そして、時が過ぎ、時代を経ても、

変わらぬ価値観や良い物が受け継がれる、

素敵な時代と成ります様に。

 

 

 

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