男のきものっていかが?2018 その16 ~私がスーツを着る時。~ | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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名駅西、名古屋市中村区大門にあります、

着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、

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2017年1月 HPをリニューアルしました!!

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若だんなの着物姿から、

男の着物の楽しみ方を紹介する、

 

男のきものっていかが? シリーズ

 

全100回 過去のまとめはこちら

男のきものはここを見て♪~総集編~

 

2017年版はこちら

男のきものはここを見て♪2017総集編

 

 

「きものっていかが?」というタイトルなのに、

スーツを着る時とはどうした事か?

 

 

はい、

 

私もスーツを着る時があります。

 

 

それは、「お葬式」。

 

昨日今日は、

同じ商店街の方がお亡くなりなられ、

お通夜と葬儀に参列して参りました。

 

 

スーツ姿は私には珍しく、

もちろん、商店街の方にとっても珍しく、

どなたと顔を合わせても、

 

?? あっ!美濃幸の若だんな!!

 

と、認識してもらえるまで、

タイムラグがあります(汗)

 

私という者の印象の大半は、

「着物」で占めている事を気付かされ、

一瞬で判ってもらえない悲しさと、

着物屋としては本望かなという想いの、

板挟みに、いつもなっています。

 

 

と、そんな話はさておき、

 

着物屋なんだから、着物で通したら?

 

というご意見や、

そうした主義を貫いておられる方も、

多くいらっしゃいますが、

 

私の場合はTPOに合わせて、

着物と洋服を使い分けています。

 

 

基本、着物を着ている時は、「仕事の時」。

 

店の営業日、店にいなくても仕事の時は、

普段着・フォーマル問わず、

着物で過ごしています。

 

 

荷物の積み下ろしなど、

肉体労働系の仕事をする時も基本、着物。

 

「汚れないの?大丈夫??」

 

と心配される時もありますが、

その時は木綿の着物など、

汚れても良い物(お手入れの簡単な物)を、

着る様にしています。

 

 

反対にフォーマルな場所、

特にお目出度い席は100%「着物」です。

 

結婚式、お祝い、パーティなど、

その時は季節を問わず着物で向かい、

着物屋らしい姿で、大好きな着物と共に、

そのひとときを過ごしています。

 

 

そして使い分けが難しいのは、

今回の様な不祝儀の席。

 

これはその時々によって、

かなり使い分けをしていますが、

基本、「着物屋」として向かう場合は、

着物を着て参列するようにしています。

 

お客様関係、仕事関係など、

着物屋としてのお付き合いが深い場合は、

季節問わず、紋入り羽織を羽織り、

無地と綴れ帯を結んで参列。

 

先日、お通夜に参列した際は、

お寺さんの関係者と間違えられて、

優先的に駐車場を案内されたり、

席を作って下さったりと、

こそばゆいやら、恥ずかしいやら、

そんな事に遭う事もあります。

 

 

では、今回の様に、

黒スーツを着る時はどういう時かというと、

友人として式に参列する場合です。

 

一昨年、大学時代の友人を亡くした時も、

黒スーツで参列しましたが、

 

友人はみんな、

私の事を着物屋として認識していますし、

日常、着物を着ている事も知っていますが、

あくまでも友人として向かう心があり、

黒スーツの方がしっくり来るなと、

私なりに思い、選びました。

 

 

今回も同様な心持ちで、

商店街としてのお付き合いよりも、

喪主さんとは友人であり、

先輩としてのお付き合いが深いので、

洋装の方がしっくりと来ます。

 

 

と、色々と書いてみましたが、

 

葬儀の場合、

故人との最後の時間なので、

着ていくものを選ぶ際には、

自分が一番しっくりと来るものを選ぶ事が、

何よりも大切な心だと思います。

 

 

洋装化が進み、

和装が特別なものになっている、現代。

 

 

「着物を着なくてはいけない。」

 

「着物を着ては不謹慎だ。」

 

「洋服は衣装として軽すぎる。」

 

といった、

一極的な考え方に囚われず、

 

TPOを考えつつも、

自身が胸を張って迎える衣裳と共に、

どの時も迎えて貰えたらと思いますし、

 

そこに着物と衣装が、

皆さまの身近なものとして、

寄り添っている事を、切に願っております。

 

 

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