男のきものっていかが?2017 その27~織り手の想いを着ながら感じる。「登喜蔵ずり出し紬」~ | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

名古屋市中村区新大門商店街にある
きもの美濃幸 ラ・クロシェット
の日々の徒然です!

名駅西、名古屋市中村区大門にあります、

着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、

3代目若だんなですウインク

 

2017年1月 HPをリニューアルしました!!

   http://kimono-minoko.nagoya/

 

 

若だんなの着物姿から、

男の着物の楽しみ方を紹介する、

 

男のきものっていかが? シリーズ

 

全100回 過去のまとめはこちら

男のきものはここを見て♪~総集編~

 

2017年版はこちら

男のきものはここを見て♪2017総集編

 

 

今年の新年から着初め、

約1年間、袖を通してきた、

私の今冬一のお気に入りの一着。

 

登喜蔵」さんのずり出し紬を、

ようやくご紹介したいと思います。

 

 

一昨年の3月、

当店にて個展をさせて頂いた、

京都丹後にて草木染とずり出し技法にて、

創作をされている、「登喜蔵」さん。

 

その時に、自分のためにと想い、

購入をさせて頂いたのが、この一着です。

 

個店の様子などはこちら

心のままに自然を織り上げる。

 

 

丁度、単衣に向かう季節という事もあり、

また昨年の年末年始は、

私の着姿以外に、ご紹介する事も多く、

 

誂えてから約1年が経ってからのご紹介は、

私のブログでは珍しい部類なのですが、

 

着続けたから感じたことを、

私なりにまとめてみたいと思います。

 

 

今まで、色々な着物の生地を仕立て、

日々袖を通してきました。

 

多くの産地に足を運び、

直接物作りをされている方とお話しをし、

その中で「物惚れ」をしては、

「自分でも着てみたい!」と思い、

一反を手に取り、誂えてきたのですが、

 

この登喜蔵さんの一着は、

その思いが一層強いのか、

 

着ているだけで、

氏の想いやお人柄を「そのまま」、

着ているかのような感覚をおぼえます。

 

 

個展を行った際、

数ある反物を手に取り、

ずり出しと草木染が持つ力を、

 

「柔らかさ」「優しさ」

 

として解釈をしていたのですが、

実際に袖を通してみると裏腹で、

 

力強さ」「逞しさ

 

を感じる一着になりました。

 

 

それはあくまでも私の主観で、

登喜蔵さんとの会話や想いも相まり、

その様に感じるだけかも知れませんが、

 

自身が山に登り、草木を摘み、

 ひとつひとつの命から色を染め出し、

 一段一段、織り上げていく。

 

という工程の中で、

そうした想いや強さが、

織り上がりの印象に成っているのだと、

着ながらにして思っています。

 

 

登喜蔵さんからは、

「単衣で」とも言われましたが、

袷の触感が好きな私は裏地を付ける事に。

 

 

大好きな一着になる事は分かっていたので、

遊び心のあるものを付けましたウインク

 

 

手織のもの、草木染のものは、

使い込んでいき、着こんでいくごとに、

その表情や質感が変わっていきます。

 

着始めのジーンズが段々とこなれ、

最高に履きやすい一足になる様に、

 

この一着も、私と共に月日を重ね、

色々な場面で着ていき、

 

汚れては洗い、裏地を交換し、

時には単衣に仕立ててみたりしながら、

 

何十年かののちには、

離れられない一枚の布になるのだと、

今はそれが楽しみで仕方ありません。

 

 

一生付き合えるものと出会えた事に、

心から感謝をして。

 

 

コーディネートのご紹介などで、

これから度々登場すると思いますので、

皆さまもお見知りおき下さいませキラキラ

 

 

名駅西、名古屋市中村区大門にあります、

着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、

3代目若だんなでしたウインク


にほんブログ村 ファッションブログ 男性着物・和装へ
にほんブログ村