名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 の、
3代目若だんなです![]()
2017年1月 HPをリニューアルしました![]()
若だんなの着物姿から、
男の着物の楽しみ方を紹介する、
男のきものっていかが? シリーズ
全100回 過去のまとめはこちら
2017年版はこちら
朝晩だけでなく、
寒い日が続くこの頃になると、
室内にいても羽織が欠かせなくなります。
私の冬の愛用羽織は、
祖父から譲り受けた、
結城紬のアンサンブルの羽織に、
背の部分だけ真綿を入れた、
「綿入れ袖なし羽織」で、
これを着ていると全身がポカポカ![]()
またの機会、
羽織に関しては詳しくご紹介をします。
そして、羽織に付き物なのが、「羽織紐」。
羽織の前が開かない様に、
また、羽織姿の肝にもなる羽織紐ですが、
私は乳(ち)に直付けをするのが好みです。
歴史を紐解くと、
江戸時代頃から簡易的な「S環」を使った、
直付けでないものが出てきたそうで、
当時は便利なものとして一役をかったそう。
刀や脇差を差していた頃は、
直付けでないと紐が取れるそうですが、
それも時代の移り変わりと共に変化をし、
今のかたちへと移っていったそうです。
私が直付けが好きな理由は二つあって、
ひとつは、
「紐が落ちる心配をしなくても良い。」
もうひとつは、
「紐を結ぶ時間が好き。」
という事です。
S環を使うと、
羽織の脱ぎ着や、交換は楽なのですが、
知らぬ間に金具が取れてしまい、
最悪、紐自体がなくなってしまう事も。
羽織の紐をつける部分「乳(ち)」に、
直につければ、その心配は要りません。
そしてもうひとつに理由、
紐を結ぶ時間は、男の着物の所作の中で、
私的に一番「粋さ」を感じるところで、
何気ない動作をするひとときは、
茶道でいう所のお点前を披露するかの如く、
優雅な時間だと思っています![]()
何気なく、さも当たり前にする事が、
格好よく魅せるための大切なポイント。
一度覚えてしまえば簡単なことですので、
ぜひまだの皆さまは覚えてみて下さい![]()
と、
羽織紐について色々と書いてみましたが、
今日、私が使っている紐は「丸組」のもの。
これも普段に使うには便利な紐で、
上の写真のようにきちんと結んでも良し。
下の写真の様に、
蝶々結びにしても、きちんとおさまります。
昔からあるもので、
目新しさはありませんが、
その分、使い勝手はとても良いので、
普段着着物にはお勧めの一品です。
男の着物にとっての羽織は、
女性のそれと比べると重要度が増していて、
ジャケットのように着こなす様は、
着物の楽しさに繋がっている様に感じます。
ぜひ皆さまも、
自分らしい羽織紐のスタイルと共に、
アクセントのある着物姿をお楽しみ下さい。
名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
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3代目若だんなでした![]()

