名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなです![]()
初秋色の染め上がった、9月のきもの美濃幸![]()
今月のテーマは、
素材感を楽しむ単衣
今日紹介するきものは、
単衣ではもちろん、袷にしてお召になっても、
その豊かな風合いが他にはない、久米島紬です![]()
国指定伝統的工芸品 本場久米島紬
沖縄本島から飛行機で30分、
その名の通り、
久米島にて織り上げられる手織の紬です![]()
久米島紬は、
養蚕の糸を使用し、
島に自生する草木などで糸を染め、
手括り、手織り、砧打ちなどの工程を経て、
一反の反物が織り上がります。
琉球の織物に多く使われる、
ツバメの柄が織り上げられた一反![]()
1年前、
沖縄の産地勉強会に伺った際、
読谷山の花織を織られている方が、
ツバメは毎年同じ巣に帰ってくる。
それと同じように、
海へ漁に出た大切な人も、
無事に帰ってこれる様にと願いを込めて織り上げるのです。
と、
この柄のいわれを教えて下さいました![]()
沖縄産地勉強会の様子はこちら→沖縄産地勉強会
普段着、野良着として庶民に伝わった紬の織物
だからこそ、
そういった織物の生まれた産地ならではの人の想いが、
今の脈々と残り続けているのだと思います![]()
そして、
久米島紬の豊かな風合いを決める大きな要素のひとつが、
砧打ち(きぬたうち)
という工程。
若だんなは、
拝見する事が出来なかったのですが、
下の写真の様に、
木づちで力一杯、反物を叩いていく工程です![]()
草木染料を使い、
何度も糸を染める久米島紬は、
沢山の糊を使い、
糸の毛羽立ちを抑えながら反物を織り上げていきます![]()
その為、
反物の仕上げ段階では、
何度も水洗いをして、天日干しをし、
最終段階として、
写真の様な砧打ちをすることで、
付着した余分な糊を落とし、
風合いと織り目を整え、
豊かな風合いと、光沢感溢れる反物に仕上げていきます![]()
糸創りから、織り上げ、天日干しから、砧打ちまで、
久米島の豊かな自然の中で織り上げる反物は、
織り目の一つ一つに、
久米島の空気と、織り手の優しさが織り込まれている様に感じます![]()
またの機会、
ぜひ久米島にも足を運び、
その素晴らしい工程を自分の目と心で感じて来たいと思います![]()
そして、
ご来店の際は、
特にこの久米島紬は見るだけでなく、
必ず手にとって、その風合いと織り味を感じてみて下さいませ![]()
※ 久米島の写真提供 染と織たかはし
高橋直希さん
久米島の空気が伝わる、素適な写真をありがとう!!
名古屋市中村区のきもの美濃幸 、
3代目若だんなでした![]()
皆様からのクリックに感謝します![]()







