この日は、4月から伺っている施設さんでの学習会だった。音楽療法やその意義について話してほしいと、4月に依頼されていた。小さなお子さんを対象にした音楽療法について話すのは初めてだった。



依頼を受けて以降、手元にある音楽療法に関する本を読み返した。関連図書の中でも、遠山文吉氏編著の『知的障害がある子どもへの音楽療法ー子どもを生き生きとさせる音楽の力ー』(明治出版)が、とても参考になる内容で、教職時代から折に触れて拝読していた。著者が、音楽大学卒業後、特別支援学校で実践を積まれていることも大きな魅力。自分の実践が積み重なることで内容の理解が深まり、新たな気づきも得られた。



実践の整理も始めた。4月・5月の活動内容が、目標にどう関連しているかを表にしてみると、案外わかりやすく、伝えやすくもあった。自分がどんなことを大切に考えているのか、今後どんな活動をしたいか、についても、目標と関連させながら伝えることができた。



保護者の方は…皆さん、頷きながらよく聞いてくださっていた。4月の親子活動の際は、自己紹介もそこそこに活動に入ったので、今回は私の経歴などお伝えした。保護者の方々が「安心した」旨、後から聞いた。 確かにそれが一番かも。音楽療法とはなんぞやも大事ではあるけれど、子どもにかかわっている大人がどんな人なのか…は、親御さんの最大関心事だと思う。職員さんからも、ありがたいお言葉をいただいた。ひとまず、ホッとした。



2グループの学習会を時差式に行い、子どもたちと接したのは、いずれも始めと終わりの会のみだった。次回また、一緒に活動できることが楽しみ!




さて、この日のランチは、ワンプレートハンバーグ!ホッとして食べるご飯は、やっぱり美味しい。いゃそうでなくても美味しい!また頑張ろ!