最近、ネット上で猫のサブスクリプションというのが議論を呼んでいる。
というか案の定炎上していますね。
単純にバカか?と思いました。
猫って生きているんです。病気もすれば年も取る。
そんなもんをジジィババァの寂しさ紛らわし、虐待魔の餌食に提供してどうするんだ。
まず人気猫とそうでない猫の格差は必ず生まれる。
残っている子のお世話はどうする?病気や老齢の子たちはどうするつもりだ?
そんな先の見えない収入では破綻するのが目に見えている。
いちばん気に食わないのが審査なし。
審査についてはいろいろ言われるが、なんで審査をしなきゃいけないかというと一定数のおバカが必ずいるからなんですよ。
その犠牲になる子が分母が増えれば増えるほど大きくなるのは経験している。
里親募集の第一義は家族と犬や猫たちがしあわせにならないといけないということ。
人間の自己満足のために提供しているわけではない。
確かに条件にひっかかってお断りする人は多数いる。
男性の単身者、お年寄り、収入の安定していない人、精神的な疾患を負っている人、ペット不可物件にお住いの人、その他譲渡が難しい人たちはたくさんいます。
それは猫の命に責任を持つためには必要な項目になります。
虐待者はどこに潜んでいるかわかりませんし、そういう人ほど上手に里親募集をしている人をだましてくる。
この審査というのはとても大事なことなんです。
上から偉そうだとかハードルが高すぎるとかその団体ボランティアによって差はあるかと思いますが、基本的に自分たちは最低限のことしか提示していません。
そこをすっ飛ばして譲渡なんかすると悲惨な結末を迎える子が必ず現れる。経験上少しでも妥協したことのある子には必ず人間側の問題で苦しませてしまったことが多数起きているので。
なのでこの猫のサブスクは絶対反対。あり得ない話です。
こんなものとっととやめさせるよう声を上げるのは大事なことです。
そういう声がいっぱい届いてもやめないのであれば単にお金儲けの手段にしているだけと判断せざるを得ませんね。