こないだいつもお世話をしているボランティアさんの代理で地域猫たちのお世話をしにチャオくんとイヴちゃんの生まれ故郷の町へ久しぶりに行ってきました。
チャオくん兄妹の血縁のある子達は交通事故などで絶滅してしまいましたが、地域に住まう普段は姿を見せない子達も顔を出してくれて元気な姿を見ることができてホッとしました。
チャオくん兄妹ほど長生きしている子達はもういません。
親きょうだい、血縁に繋がる子達の大半が交通事故で命を落としています。
それほど過酷な環境の町。
今はその地域に住まう全員が避妊去勢を終え、数はものすごく減っています。
その昔は毎年春秋にたくさんの仔猫が生まれ、そしてその大半が病気と交通事故で命を落としていきました。
毎年その繰り返しでした。
TNRを地道に繰り返すことで年数はかかるけど確実に頭数は減ってきます。
たまによそから引っ越してくる子がいたり、捨てられる子がいたりして増えることがありますけど。
でもボランティアさんのいない地域では昔ながらの悲劇が繰り返されている町はまだ山ほどあると思います。
地域猫活動の理解もされていない町も山ほどあるでしょう。頭の悪い人間も多いし、無責任なエサやりさんも多いので大変ですけど。
でも継続は力なり、ですよ。
10年20年のスパンでまちづくりを考えられるまともな人間社会が増えてほしいものですね。