こないだ所用があり天王寺動物園へ。
基本的に動物園の成り立ちが好きではないのですが、文句ばかり言ってもしかたありません。
多くの動物園は身近に存在しないようなどうぶつを連れてきて人前にさらします。
子どもたちは喜ぶでしょうがどうぶつ達には自然な姿ではありません。
今では国内で繁殖して育っているような子や何代か血統をつなげているような子たちもいます。
でも初期の頃は欧州のバイヤーに高額な費用を支払って遠くアフリカやアジアの国々から連れてこられた子たちがいた。
奴隷商人のような輩が跋扈していたんですよね。
その手先のような輩が密漁などをして絶滅させたような子たちもたくさんいる。
人間とは本当に愚かだなと思います。
以前、この動物園に捨てられたうさぎがSAVE THE RABBITSにやってきましたが、その捨てられたエリアも何か雰囲気は変わっていました。
動物園に捨てたら何とかしてくれると思ったのでしょうけど結局なんともしてくれませんからね。
捨てるなバカって話です。
子育てしている鳥さん。
足元に赤ちゃんがいるのがわかりますか？
自分が幼稚園の頃に初めて行った動物園なのですが、それからほぼ50年ですよ。
小学校の時に画板を抱えて絵を描いたこともありました。
記憶ってけっこう鮮明に残っているんですね。
手前にいる子は実はまだ生後半年の赤ちゃんなのです。
おっきいからそうは見えませんがこの時もママのおっぱいを飲んでいました。
お客さんを喜ばせてくれるためにいろいろ考えているようですが、こういう生まれた命を大切にしてあげてほしいですね。
昨日びっくりしたのがカバさん同士のケンカ。
バカでっかいカバさんが二頭水のなかでガルルル～！ってケンカしてて、その迫力に圧倒されました。じゃれてる感じじゃなかったもんな。
ケンカしてても誰も止められないよな。
怪獣同士のたたかいみたいですごかったです。
たくさんのどうぶつ達の姿を見ましたが、動物園の中では食べ物に困ることはありません。
自然の世界はとても厳しいです。
命のやり取りなどもあります。
どっちが彼らにとって幸せなのかはわかりませんが、今いる子たちがみんなストレスなく元気に過ごしてほしいと願うばかりです。