前回の記事がしーちゃんのトライアルですが年末にトライアルを開始した猫のピアスちゃん、シルクちゃん、ラットのニコちゃん、ハムスターのこんいろ&きいろも本当に大切にしていただいて細かく日々の様子などもお知らせいただいて安心させていただいているところです。
ピアスちゃんとシルクちゃんは共に先住猫ちゃんと仲良くできるかどうかが心配でしたが、どちらも最初は怖がっていたり威嚇してきたり逃げ出したりと不安な船出だったんですが、毎日少しづつ距離が近くなっていき、どちらもとっても仲良しになってくれました。
最初の日の不安な出発から色んなことを乗り越えながら仲良くなってきた様子が手に取るようにわかるようにお知らせしてくださった里親さん。
もちろん当事者の猫たちが互いを認めてくれたことが一番ですが、側で支えてくださった里親さんとご家族の愛情に心より感謝しています。
そしてラットのニコちゃんやハムスターのきいろ&こんいろの里親さんはどちらもラットやハムスターのことをよく勉強されているしっかりした里親さんです。
事務局にはまだペコちゃんとももいろ・みどり・むらさきが里親募集中ですが、ニコちゃんやきいろ&こんいろの里親さんのお世話の仕方やふれあい方などはとても勉強になり、少しでも良い環境のもとで里親さんとの出会いを探していこうと思ったりしています。
LOVE & PEACEが願う里親さんとの関係は一緒に幸せにしていこう、というものです。
里親希望の方もいろいろですが、思いを同じくしてつらい思いをしてきた子達を幸せにしていただける里親さんと出会えることは本当にありがたいことだとあらためて感じます。
そのほかの子達の状況ですが、夏に骨折の手術をしたチワワのプリンくんがトライアルに入りました。
精神的にも不安定だったプリンくんですがNOAフォスター(預かりママ)に本当に大事にしていただいてとても落ち着いた生活ができるようになり、新しい家族、環境にも戸惑うことなく里親さんのご家族にもとても大切にしていただいています。
プリンくんのトライアルについてはまた別途ご報告の記事を書こうと思います。
そしてなぎさちゃんのNOAフォスター(預かりママ)のお友達関係から意外な子のお迎えのご希望を頂きました。
仔猫の時に保護されてからず~~っと一緒に暮らしてきたあずきくん&きなこちゃんの仲良し兄妹をご希望とのこと。
ただいまお母さん、お父さんとお電話で話したりしていますがとても温和そうなご家庭でお話を進めているところです。
ただ、このお話がきてから何かを感じたのか、あずきくんがものすごい甘えん坊度が増してきて、きなこちゃんはちょっと体調を崩してしまいました。
幸せに向けて送り出すお話ですが、猫たちにとっては不安でしょうがないのでしょうね。
病院に連れて行って、きなこちゃんの体調が良くなれば21日にお見合いをする予定になりました。
前置きがものすごく長くなってすみません。
今日の本題はホワリンちゃん(元キャンディ)の正式譲渡です。
トライアル期間は先月に終わっていたのですが、年末年始の慌ただしい時期でしたので落ち着いてからお伺いすることになっていて、先日お伺いしてきました。
とても性格が良くて見た目も愛らしいホワリンちゃん。
パパとママはもちろん小学生の男の子兄弟が本当の妹として大切に大切にしてくれています。
まだトライアルが始まって間もない頃にすでに一番下の男の子から「ホワリンはぼくの家族です」と家族宣言のLINEが入ったりして本当に微笑ましく思っていました。
ホワリンちゃんはそこそこ年齢の高い子ですので心配なことは色々とありました。
食欲は旺盛でよく食べる子なのですが、歯はポロポロ抜けて、4本は確実に抜けちゃったようです。
おトイレもほぼきちんとできているようです。
アレルギーも落ち着いている様子で栄養状態も改善されて毛並みもとてもよくなっていました。
おうちにお邪魔したらすぐにじゃれついてきてくれたホワリン。
お邪魔しているあいだもずっとひざの上に乗って甘えてくれました。
しっぽをブンブン振って歓迎してくれる子は多いのですが、ホワリンちゃんはしっぽをプロペラのようにグルグル回して歓迎してくれました。
年齢の高い子なので里親さんと出会うのも大変かな~と心配した子でしたが、こんなに早く幸せにしてあげられることができて本当に嬉しく思います。
歯がボロボロ抜けてしまうくらいなので年齢はかなり高いかな~という想像でしたが、ママが何度も先生に確認してもらって。
歯は確かに抜けてしまってるけど、目がとても綺麗なんですよね。そんな10才とかいってないかも。
ということで8才ということになりました。
一番下の男の子が「妹」としてかわいがってくれてるんですもん。8才というのが一番良いと思います。
下の男の子の年賀状に書いてあった今年の抱負。
「ホワリンのお世話がんばります」
勉強もがんばらなきゃ、というママの思いを聞きながらおいとましてきました。
ありがとうございました。