これは先日のこと。
ふと外に出たら、とても綺麗な夕焼けだった。
真っ赤な真っ赤な夕焼け。
ああ、雨上がったのか。
そういえば、今はこれを「夕焼け」と認知しているけれど、初めて夕焼けを見た昔の人は、どんなふうに思っていたんだろう?
空が赤いって、不吉な予感に思ったりしていたのかな?月食とかもそうだし。
…なーんてふと思って、検索ボックスに「夕焼け 昔」と入れてみる。
期待した検索結果は出てこなかったが、パッと目に留まったのが、
「夕焼けはいつでも見られる現象ですが、仕事などに気をとられて見逃すのは惜しい気がします。」
という記事の一節。
ああ、確かに。
夕焼けって、ほんの束の間の時間しか見られないし、ただぼんやりと眺めるこの時間って、とても大切なのかもしれない…
そう思ってスマホをバッグに押し込み、赤く輝く空を大きく仰ぎ見た。
その流れで、反対側の空を振り返る。
そのときだった。
「えっ!?!?」
一人なのに、思わず声が漏れた。
「すごい!!!」
なんと、大きな虹がハッキリと、すぐそこにかかっていたのである。
しかも薄っすらと二重になっている。
こんなに大きな虹は久しぶりに見た……いや、生まれて初めてかもしれない。
虹の直ぐ側に行けそうな気がするほど、そこにあるのだ。
ものすごく感動したので、色んな人に共有できないものかと、押し込んだスマホを再び取り出し、パシャパシャと写真を撮る。
せっかくだからこの大きさが上手く伝わらないものかと、画角を変え、位置を変え、歩いていくと……なんと、虹は途中で切れておらず、大きなゲートのように、目の前で両足をしっかりつけていたのである。
さらに感動。
誰か、何か、奇跡のようなことでも起きたのだろうか。
「雨は上がれば虹がかかる」なんていうのは台詞や歌詞にありがちだけど、本当にそうだなあと。
そんなチープな言葉ではなくて、本当に。
雨が上がったら、こんな虹と夕焼けが見られるのであれば、雨の日々も悪くないなって本気で思った。これはどう言葉で表現したら伝わるんだろうか。
つい忘れがちだけど、やはり日々こうして空や木々や鳥たちを眺めたり、空気を感じることは、とても重要なことなんだな。
ちなみに、Little LIGHTs BOUQUETのビジュアルを諸々変えました!
チェックしてみてくださいー!
(実はこのブログのビジュアルも少し前に変えた🤭)
6月下旬も頑張るぞ。
MITO