しあわせな自分から あの時頑張っていた自分へ -2ページ目

しあわせな自分から あの時頑張っていた自分へ

沢山頑張っていたこともわからずに
頑張りすぎていた自分を愛おしく思う
今そんなしあわせな自分

だからこそあの時頑張っていた自分を愛して
癒して生きたい

しあわせな自分より
木花 にこり





こんにちは、人生療法士の木花にこりですキャ

この2週間ほど感情がゆさぶられる事件が続いていて、

『怒り』が爆発する出来事がありましたいー


日本のキチンとした人はこの『怒り』の感情を抑えている人が多くいると感じます。



ここから家族と喧嘩したお話です(笑)

結構気持ちの良くない会話がでてきますのでご注意下さい汗


私も例外ではなく、怒ることって恥ずかしいっていう認識が長いことありました。

だから『あんな怒りを感じるような人のために怒るのなんでバカバカしい』なんて理由までつけて怒らない方向で人生歩んでいたわけです。


さらには誰かの『怒り』が蔓延していた家庭で育った環境から、末っ子としてその輪に入っていけず

『恐怖』が全面にでていたし、『怒り』というのを持つと『あの人たちのようになってしまう』という恐れすらいだいていて、何かに怒ると自己嫌悪すらしていたことも。


最近すっかりしあわせ生活をしていてさらに『怒り』に触れる機会がめっきり減っていました。


去年、母に気持ちを伝えることが出来た、という喜びを初めて体験したところから丁度一年。電話越しに母と話をしていたら急に・・・


『あんたはなんでそんななの。今電話で私が話を出来る状態じゃないのがちっともわかってない!!!』


とブチきれ状態に。


『は?』


多分普段なら

『え?どうした?何かあった?』

なんて聞くところですが・・・


ぷちーん、と私の中の色々がきれちゃいました。


私『ええわかりません。電話かけたときに、今電話いいか聞かれた時にいいって言わずにダメって伝えてもらわないと私にはわからないですよ。』←私が言われたら心が折れそうな口調で・・・


母『話せる状況じゃないにきまってるのにあんたは何も知らない+*Af9!!!』


私『いや知らんし。姉のことでなんかあるわけ?』


母『そうよ』


私『ああそう。ならそう言って。』


母『あんたは何も私の気持ちをわかってない。なんでそんな言い方をするの!カウンセラーなんていって*+`+@!!!!』←覚えてないけどバカにされた


ぶっちーん

ここで第二段のキレ


私『自分から発せずにわかってもらおうなんてムリだから求めないで!あんたこそ私の気持ちをわかろうなんてしたことなかったんだから自分だけそれを求めるな!』


母『はー!?「あんた」って何なの!!!』


・・・・


はい。くだらないです(笑)



そこから1,2分言いたいことを言いながら私は泣いてしまい、さらに母がかわいそうになって、あやまって、話をきいて、なだめて電話はおわりました。


私にとってはすごく悲しい出来事だったと同時に、驚いたことでもありました。


あーずっと相当な怒りを抑えてたんだなぁ


今までなかなかでてこなかった家族への怒りがドカンと出て来ました。

『無視される』

『否定される』

怒りを通り越してあきらめ、悲しみ、恐怖が支配していました。

まぁドラマに巻き込まれるのはいかがなもの、というやつですが、私の中でいいきっかけになりました。


ただ長年ためていたものが爆発すると相手はたまったものではありません苦笑


ホントは

カウンセリング中でないにせよ、突然母がそんなよくわからない事を言い出すのだから何か大変な状況のはわかっていました。

もし溜めていた隠していた怒りがなければ

 『え?どうした?何かあった?』

なんて言って気持ちを聞いて寄り添ってあげることが出来たと思いますが、

この溜まった怒りがもういっぱいいっぱいであふれたわけです。


母としてはちょっとしたSOS的な嘆きのつもりだったのでしょうが、後味悪い電話になったと思います。

もともと長年母は家族の中で責められ役です。

唯一かかわってなかった私すら母を責める子になってしまったわけで私もムネがチクチク・・・

でも彼女は彼女自身で解決すべき問題があるわけです・・・


私はというと、ここでしっかり自分の怒りを扱い、インナーチャイルドを癒して行く事で、今後母と同じことが起きてもドラマに巻き込まれないようにしていくことが大切です。


家族の誰か一人がカウンセリングで良くなって行くと、集合的無意識でつながる家族も不思議とその影響を受けていきます。


怒りはその場でスパッとだしてしまうのが一番です。

そしてスッキリ忘れる。


これからしっかり取り組みたいと思います基本形


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こんにちは、人生療法士の木花にこりですキャ


先日開発の危険性のお話で、私の1000倍くらいの恐怖体験をされた方のお話しを聞き、聞いただけで夢にでてきそうな想像をしてしまい、ぞくぞくっとしましたが、なぜか興奮している自分もいて少しドキっと・・・


それと同時に苦い思い出が3つよみがえり・・・

ここで1つそれまで誰にも話したことのなかったトラウマのお話しをご紹介します



昔装置開発をしていた時に、きちんと私が現場監督できておらず、工事した配管の取り付け位置のミスを見逃してしまった関係で、緊急退避警報を鳴らしたことがありますなく


会社で禁止されていた特殊ガスがどうしてもプロセスに必要で、いくつもの承認を得て、安全部を説き伏せて、一番最初のテスト運転のその直後ですガーンひゃー


安全対策を講じて


何度も何度も安全確認をして


フェイルセーフのシステムを考えて

どれかが故障しても、電気が流れなくても、何かが大丈夫なようなつくりにして・・・




ウーーーーッ!!!!!



巨大なサイレンが建屋全体に響き渡りました

クリーンルームにある全ての装置と設備が緊急停止し

一面赤色のライトがビカビカと照らします


『爆発の危険があるため全員建物から外に避難して下さい』


音声ガイダンスが流れ、白装束の研究者と青色のお客様たち100名ほどがが退避していきます


自分のプロセスのスイッチを入れた直後です

 どのセンサーがひろった?

 どこから漏れた?

 無害化処理のラインのシミュレーションは何度もやった

 いやいや想定外なんだからもっと別の可能性を考えろ

 違う装置から?

 いや、タイミングてきにもガスの種類からもきっと私


この間きっと1~2秒だったかもしれません

位置的に一番危険な場所にいたので一瞬爆発のイメージがわきました


頭の中は


 何がどうなったらこの赤いパトが反応したのか

 今危険な状態なのか

 退避する前にやっておくことはあるのか

 損害額でかい


 やってしまった


 損害的にはこの時点で数百万は軽い

 高級実験をしていた人がいたならプロセスがダメになるからもっといく


 そもそも爆発でもしたらまずどこまでにいる位置の人が危険?

 となりのシランが繋がってる装置も爆発する?

 そしたら数億円分の施設がダメになる


そんなことでいっぱい


うん

きっと別の装置基本形キリッ


と、自分を言い聞かせ、ガスの元栓が動力が落ちるとちゃんとしまる設計にしていたことを感謝しつつ後をさりました。


結果、

最初にのべたように私の装置の工事ミスが原因でした汗

安全だけは確保されていたのを知り、そこで初めて身体の力が抜けて、緊張していたことをしりました

原因も珍しくすぐにわかり、安全に再現性もとれて説明も出来たので始末書だけですみました


でもね


工事をし直して、安全チェックも石橋をたたいて壊すまでくらいの勢いで何名も使って行い


いざ、テスト再開の瞬間です


警報が鳴り響いた瞬間に居たあの場所と同じ動作


この瞬間の直前に身体がフリーズしました


そしてあの時いだいた爆発のイメージが鮮明によみがえり

完全に恐怖にとりつかれて停止してしまった身体とは裏腹に

心臓だけがとてつもなく早い鼓動を打ち始めました


PTSDというやつです


今、どこで、自分が何をしているのか

時間も空間もわからなくなりました


以前に記憶の戻らない交通事故を一度経験した後にも体験し

その時は薬を処方してもらい克服したことがあります


でも今回は少し思考が戻りました


 え?私いまフリーズしてる?


これだけでも少し思考が自由になりました


 大丈夫。前回も安全だった。爆発はしない。誰も死なない。大丈夫。


このままフリーズを許したら、もう開発の仕事は出来ないということも理解しつつ、


 大丈夫。パトが万が一なっても数百万の損失だすだけ。大丈夫。

 いっそ鳴ってしまえ!!!


いや、ダイジョブジャナイよ(笑)


最後の、いっそ鳴らしてしまおうホトトギス、を合図にテスト運転をすることが出来ましたラブ


なので、これはPTSDの数としては0.5回カウントです☆


それまで警報やヒヤリハットがやたら多い職場でしたが

これがきっかけとなり、クリーンルームの運営により積極的に関わり、

安全対策と問題解決に力をいれて

前年度からの警報・ヒヤリハット率を9割下げた実績を作ることが出来ました


今考えればこれが私の開発人生の中でどんな特許よりも、どんなコストダウンや売上げよりも、一番の成果だったのかもと思います



恐怖はムリに克服しなくてもいいかな、なんて個人的には思ってしまいますが、おびえる必要はありません。



これを読んでいてPTSDに苦しむ人がいるならこの聖書の言葉を贈りたいと思います



『恐れてはならない。わたしはあなたと共にいるからである。周りを見回すな。わたしはあなた

の神だからである。わたしはあなたを強くする。わたしはあなたを本当に助ける。わたしはわた

しの義の右手であなたを本当にしっかりととらえておく』と。』

イザヤ 41章10節より



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こんにちは、人生療法士の木花にこり(このはなにこり)です


皆さんは『学習性無力感』という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか


平たく言うと

人は繰り返し、または長期にわたりストレスにさせされていると

その状況から逃れようとすらしなくなる

ということをさします



軽めの例で言うと

『どうせムリ』

というやつです


ビジネスなんかで2,3回上司に提案が否定されたことがあると

『あの人になに言っても無駄だ』

という考えに陥り2度と提案をしなくなるというのがこれにあたります


無気力を学習してしまうのです



ここから少し重い話になるのでご注意下さい

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重い話で例えるなら

強烈なDV被害にあっている人が最初は抵抗していたとしても

そのうちその相手から逃げようとしないようになることもそれと言えます


周囲に『~すればいい』と正常な判断と思われるアドバイスを言われても

そうは思えなくなっているため逆にストレスになってしまう事になりかねません


簡単に解決できることもそうは思えなくなってくる

正常な判断が出来なくなってしまうんですね


個人的な経験でいうと、モラルハラスメントの人とお付き合いしたのは唯一元婚約者だけでした

(3年ほど面倒をみた精神疾患の方は別として)

私は元々の家族がモラハラ体質で、それがイヤだったので自分の部屋と世界に引きこもっていました

だからそんなのはイヤだと思っていたし、穏やかな人とお付き合いしていました

なのに婚約者でそれを引き当てるあたりがやはりインナーチャイルドを抱えている所以です


元婚約者は最初は素晴らしい方で、一番初めに何かが原因で大声をだしてキレてしまった時には何かふざけているのかと思って笑った程です。

そして数時間後には平謝りされます。

これがあるので

 『いつか正常なあの優しい人に戻ってくれるんじゃないか』

という期待を持つわけです。


そのうち定期的に繰り返すようになり、そしてその妄想的な内容もどんどんとエスカレートし、その頃にはすっかりこの無力感を学習してしまっていました


最終的には日々そんな状態になり、どっぷりと恐怖に支配されていたため

 『逃げ出す』ことより

 『どうしたらキレないか』

ということにフォーカスして一緒に居続けました


最初から過激なモラハラをされていればすぐさま目の前から居なくなっていたと思いますが、徐々に学んで行ってしまったわけです



DV被害者はよく

『自分にも悪いところがあるんじゃないか』

なんて感じている場合が多くあります


でもね

どんな理由であれ暴力は決して許されません


『愛情』だから

『親子』だから

『夫婦』だから

そんなの全然関係ありません


なかなか被害者本人から発信することができないのがDV問題です

もし周囲の人が気がついたならまずはお話を聞いてあげてください


大変だったね、と、ただ話をきいてあげてください

そしてどうしたいのか本人の意思を確かめて下さい


もし命の危険があるように感じれば、よその家の問題だからと躊躇せずに警察へ通報するように説得して下さい

秘密は守ってもらえるし、慎重に対応してもらえることを伝えて下さい


DVは加害者もかなりのトラウマを抱えています

暴力が愛だとねじれて捉えている方も少なくありません

愛を知らないとそれを示すすべがわからないのです



全ての人が心のトラウマを解消できる世の中がきますように




『同じように,霊もまたわたしたちの弱さのために助けに加わります。祈るべきときに何を祈り求めればよいのかをわたしたちは知りませんが,霊そのものがことばとならないうめきと共にわたしたちのために願い出てくれるからです。それでも,心を探る方は,霊の意味するところが何かを知っておられます。それは神にしたがいつつ聖なる者たちのために願い出ているからです。』

ローマ人への手紙 8章26,27節 より



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