よく、ロシア人妻(非バレエ人)は言う
「夫は家には居ないわ、飲みに行ったか車庫よ」
壁は塗り替え、要らない壁は壊して場所を広げて
自分好みの空間に仕上げている。ダーチャのバーニャも、こうして1から造っちゃった。男だねー男!かっこいいぞ!
プロパンガスも自前
これぞ男のロマン!
趣味でこのレベルの道具
ああ、男ってこんなこと出来るのね。
男にはこんなことが出来る可能性があるのに、しかも特に勉強したとか学んだわけでもなく。なんでバレエでタイツなんだろうと、同僚たちを思い出しては、呆れずにはいられない。
しかしね、子供時代の彼らに何らかのバレエに対しての強い意志があったわけがないし、やはり母親の責任であることを忘れてはならない。そう思えば、男同僚を思い出せば、同情さえする。
何でバレエを職にしたの?と聞くと、「ママがバレエ学校に僕を連れて行った」と答える同僚ばかりだった。
物心ついたときには、バレエしかやることがなかったんだよね、そう思えば、私と同じ。
白タイツでも似合ってる男はボリショイにはたまーにいたけれど、バレエしてないとき誰も大工仕事なんてしていなかった。酒か薬か女かママン。
義兄と夫に、この率直な感想を伝えると、
「彼ら(バレエ男)は幼い時に人生壊されたよね。子供の時はママの言うことが誰だって一番正しいと思うし、ママの要求することを叶えて褒められたいさ。スターになって何億でも稼げるならいいけど、そうでないなら常に人目に怯えて、酒に走るしかないさ」
いかにも。
こんな長い脚、バレエ向きのアンディオール完璧な息子二人をバレエに行かせなかった姑に、ありがとう。
1月7日は正教のクリスマスなので親戚で集まる。
(というか年越しから今日まで毎日来客がありました。義父母の兄弟がとめどなくやって来て、しかも複数の孫付き。子守はピアノが弾ける私に回ってきて、私は一昨日ついに逃げ出した)