過日、慶応義塾大学三田キャンパス内

の慶応義塾図書館旧館に行ったのは

6年ぶりだった。

 

 

2017年2月から国の重要文化財「図書館旧館」は、

直下型地震に備えて、耐震補強および保存修理のための

改修工事が完了した。


エントランスの右手には、

堂々としたヒマラヤ杉の大樹が茂り、
左手には福澤諭吉先生の胸像が、塾生を見守っている。

 

 

 

旧図書館は、竣工1912年。

日本国内に現存するゴシック・リヴァイヴァル様式

として貴重な建物である。

 

設計はジョサイア・コンドルに建築を学んだ 

曾禰達蔵とその後輩の中條精一郎が

開設した建築事務所。
図書館建築にあたっては、

卒業生や有志らによる寄付で賄い、

目標額を30万円と設定した。 

明治38年度の義塾全体の年間経常支出が

8万円であったことからも、

いかに巨額な金額かということが察せられる。

 

レンガおよび花崗岩のゴシック式洋風建築で

本館は地階共3階建、

それに6階建の書庫、

および高さ60余尺(約20メートル)の

4階建の八角塔を合せて

建坪200坪(660平方メートル)、

書籍20万冊、閲覧席二百数十名を収容し得る。

その頃の大学図書館としては画期的なものであった。

 

しかもその壮麗な意匠は、

明治後期の代表的建造物として

今日、国の重要文化財の指定を受け、

三田演説館と並んで

慶應義塾の貴重なモニュメントとなっている。

 

 

 

図書館旧館のエントランスに近寄ると

「Cafe Tempus」の看板があった。

 

tempus は、ラテン語で”時間"という意味だそうだ。

 

そのせいか時を表す”砂時計”に表示されている。

 

立派な入口を入ると、

 

北村四海による女像が迎えてくれた。

右手にCafeの入口があった。

 

 

喉が渇いたので、カフェに立ち寄った。

 

カード目録のようなメニュー書が

図書館らしくて可愛らしく、おしゃれ。

 

 

 

珈琲は蔵前の『蕪木』さんのオリジナルブレンドで 

最古のブレンド「モカジャヴァ」を現代の品質で

表現 したエチオピアとインドネシアのブレンドだそう。 

抽出はアカデミックな雰囲気に沿う様に、 

サイフォンが用いられていた。

 

フロア担当の男性は、

感染に気を付けながら、短い解説をしてくれたり、

笑顔でいろいろ対応してくれて、スマートだった。

 

お客さんも少なくて、入店時に一人だけ。

 

 

このカフェは2部屋から成り、

奥の部屋はコロナで今は未使用になっていた。

 

古くて暗いイメージだった

図書館旧館が見事に変身していた。
 


次は、写真が撮りたかったステンドグラスを記録といこう。

 

 

続く

 

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