サントリー美術館で開催中の
「リニューアル・オープン記念展 Ⅱ日本美術の裏の裏」に行った。
会期~11月29日(日)までなので、ギリギリセーフだった。
「日本美術の裏の裏Ⅱ」というタイトルからして、
どんな展開になるのか想像もつかなかった.。
(展示構成)
第1章 空間をつくる
第2章 小をめでる
第3章 心でえがく
第4章 景色をさがす
第5章 和歌でわかる
第6章 景色にはいる
印象深い作品と展示方法を記録しておこう。
水音が響く演出とともに奥にあったのは、
展覧会のチラシにも載っている 円山応挙が描いた<青楓瀑布図>
観客が陶磁器を360度、色々な角度から鑑賞して好きな景色を探す。
例えば、この壺は見る角度のよって造形が異なる。
普通の展示だと一方方向しか見えないものである。
《吉野図屛風》に描かれた満開の桜の花。
よく見ると…絵具を盛り上げて立体感があった。
花のパターンは数種類ある。
「色絵桜楓文透鉢」は、向かい合わせに桜と楓が描かれている。
どこから見れば綺麗かと、ぐるぐる眺め回していると、永遠に季節が巡る。
春と秋の移りゆく「景色」を楽しめた。
第5章「和歌でわかる」コーナーに展示されていた《柿本人麻呂像》は、
2013年開催の「谷文晁」展後にコレクションに加わった新収蔵品。
どうやら、装束が○○百貨店の包装紙みたいと言われているらしい…。
奥が深く、、描き方や展示方法をいろいろ学ばせてもらった展覧会だった。
この展覧会を観たことで、トーハクで行われている
特別展「桃山―天下人の100年」を鑑賞することにも役立った。
公式サイト
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