北欧の旅の思い出 フィンランド編 Pt.5 | Studio Kanons memory スタジオ かのんズ メモリー

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1900年代初頭に建てられた落ち着いて美しい建築物が今も残るエスプラナーディ通り、ちょっといくと、緑豊かな公園がある。

ヘルシンキ屈指の買い物通りの総称。

マリメッコ本店や百貨店ストックマンをはじめ、さまざまな国内外ブランドの路面店やお土産屋、
ツーリストインフォ、テラスカフェなどが並んでいた。


国唯一の百貨店ストックマン。中には入らなかった。

マリメッコの店はたくさんあったが、ファブリックを売っている店は、ひとつしかなかった。

そこを探し当てて、簡単なワンピースを作りたいので布地を探している、
と言ったら、細かい話になると思ったのか?お店の人がスウェーデン出身の日本語ができるスタッフを呼んでくれた。

 

彼女は日本の静岡県に留学したことがある、と言っていた。
マリメッコの布地は幅145cm(日本でいうところのダブル幅に近い)
用尺が身丈+袖丈+30cmくらいでよいことになった。


私に合いそうな布地をいろいろ見せてくれたけれど、1点だけ選んだ。


これは、テーブルクロスで私が選んだのはここにはないものだけど、免税対象額を少し超えた。

VAT税率: 24%、14%(食料品)
免税対象額: 各税率40ユーロ
還付率: 9.8%~16%、7.5~10%(食料品)
税関印受領期限: 購入月末日から3ヶ月以内


免税の対象ということで文書を発行してもらって、後で、出国の時のコペンハーゲン空港で手続きをした。

マリメッコで時間がかかってしまって
開館時間に間に合わず美術館やデザイン博物館めぐりができなくなってしまった。非常に残念!

これがパック旅行の難点のひとつではある。

他にも他の店で見たイッタラ、アラビアのデザインも良かった。
 

さて、ヘルシンキ市内でのこと

ヘルシンキの道標識の一例

フィンランドの公用語はスウェーデン語とフィンランド語。
ここに住むほとんどの人が英語で通じる。
会った人は、やさしくて皆親切だった。

 

道路の車道と歩道の境にあったポールに編み物のカバー!
ほっこりした。日本でいえば、お地蔵さんに服や帽子を着せているようなものだ。

次はヘルシンキ中央駅へ行く。

ヘルシンキ中央駅はシベリア鉄道の最終駅。


フィンランドの鉄道創業は、
アレクサンドル2世のロシア帝国支配下にあった1860年だから
江戸幕府が咸臨丸をアメリカへ派遣した年である。

 


タイムテーブル電光掲示板にはサンクトぺテルブルグ行きがあった。

 


地下にはスーパーもある。


待合室


ヘルシンキからサンクトペテルブルグまでは国際列車ALLEGRO号に乗って約3時間半!


その気になれば日帰りロシアもできる。(ただし、ロシアに入国する時にVISAが必要)。

翌朝 日程で午前5時半にホテルを発つ。それまでに朝食をすませた。

前日まで展覧会だったので、事前調査もやっている時間もなく、
実際に個人的に動ける時間6時間くらいのあまりにも短いヘルシンキ滞在だった。

落ち着いた街には、ゆったり、のんびりが似合う、と思った。

明日はホテル午前5時半発でヘルシンキ空港からストックホルムへ行く。

 

☆   ☆    ☆

 

翌朝、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港で,ストックホルム行きの飛行機を待つ間、フィンランドの旅のことを考えた。

●旅のしやすさ

・人口密度の低い首都ヘルシンキは、地下鉄・路面電車・バスと揃っていて、わかりやすくて旅はしやすい。

・ほとんどの人が英語を理解していて、話が通じる。
・市内の観光スポットといわれる処は徒歩で回れる。しかし、北部サンタクロース村への移動は大変らしい。

●物価の安さ

・EU加盟国だから通貨はユーロ。北欧の物価高を思う存分感じる。
  ただし、このクラスのホテル代は日本と違って安い。

●治安の良さ

良い。首都ヘルシンキは北欧の首都の中でも一番良い、と帰国後思う。

●見所の多さ

・街には緑が多く、春に訪れてのんびり過ごすだけで十分癒されそう。
・今回できなかったけど、豊かな森と湖に囲まれてゆったりと時が流れるフィンランドは、
 大自然に癒やされる森の散策ツアーも良いかもしれない。

束の間だったけど、予想以上に良かった。

 

Kiitos (キートス) ありがとう ヘルシンキ!

さて、

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港から見た外の景色。
朝早いので太陽の光がまぶしかった。

 

次は、スウェーデンの旅と続きます。