ゴルファー視点の「腰を切る」イメージと機能面から見たギャップの解説 | スポーツの楽しさと健康を応援するパーソナルトレーナー奥藤健

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こんにちは。パーソナルトレーナーの奥藤健です。


ゴルフに限りませんが、イメージ上での指導と実際の動きが全く異なることがあります。

その例としてゴルフスイングの「腰を切る」と言う表現。

イメージし易い言葉ですね。

でも、骨の構造上、腰をひねったらケガをします。

本当は、「骨盤を回す」と言う方が実際の動きに近いんです。

スイング時に体軸をひねる(切る)ことができる部位は大きく分けて二つ。

まずは腰ではなく、股関節を軸にして「骨盤」を回す動き。

そして次に、「胸郭」と呼ばれる肋骨や背骨、そして肩甲骨付近をまとめた部位。ここが複雑かつ滑らかに回っていきます。

「肩を切る」と言う表現は、骨盤部分が脚からのチカラによって回ることを意味しています。

ゴルフのコーチングで指す「腰」は、実際には骨盤全体になります。

そして回すために使われる筋肉は脚とお尻の筋肉をタイミング良く連動させることになります。

ですので、もし、「腰を切る」イメージでは体が動かない場合、視点を変えて見ましょう。

脚とお尻の筋肉へフォーカスしてみるの良いのではないか?と言うのが、トレーナーの私の解説です。

「脚で地面を蹴った結果、膝や股関節を通じて骨盤を回転させる」のが、いわゆる「腰を切る」ことになるのではないでしょうか。

あなたのパフォーマンスが、高く、長く維持できる役に立てば幸いです。