ここに
ひとつの小さな
バトン教室があった
バトンサキール。(嘘)
かつてバトンクラブに
所属していた
スマイレージの小川紗季が
個人的に教えている
バトンスクールなのだ
ここに同じく
バトンクラブに
所属していたが
あまりバトンが
得意ではない
1人の生徒がいた。
いや、ただしくは
生徒は1人しかいないのだ
その生徒の名前は
前田憂佳
憂佳氏は
バトンと熱心に
毎日むきあっていた。
その気合いにこたえるように
紗季先生も
真剣に指導をする。
バトンは
ものすごい早さでまわってゆく。
それでも憂佳氏はついてゆく!
最終的に憂佳氏は
バトンをマスター
したのである
そして紗季先生も
満面のスマイルを
浮かべていた
※このお話はフィクションです。