今朝は寝坊した。
起きられなくて意識していても布団から出られず
４時間も経過してた。
間に合うかな。
慌ててゴミをまとめて持っていった。
雲ひとつ無い青空なのにクラクラする。
薬のせいでユラユラとしている感じで調子は良くない。
帰宅して無気力に部屋を片付ける。
頭の中は空っぽ状態だったけど
動いていればきっと元に戻る。
途中でＴが起きてきたから手を振った。
その後もハッピーのサークルやトイレを片付けた。
キッチンの片付けもそうだけど
毎日繰り返していると行動のパターンが出来てくる。
そして一日１ヵ所だけどこかを片付ける。
そこまで出来たら自己満足につながる。
きょうは
午後になってＴがお腹すいたと訴えてきた。
彼の食欲は本当に気まぐれだから
突然食べたいと言うときがよくある。
嚥下障害で食べたくても面倒になって
ずっと食べずに我慢していることもある様子だけど
萎んでいく彼を日々心配していただけに
食べたいと言う気持が嬉しい。
今日、柵で買ってきた鰹のたたきをカットして
新玉ねぎをスライスして
グレープシードオイルとポンズにおろしニンニクと生姜を
混ぜてかける。
ニンニクチップを作ろうと思ったら
傷んでいたので諦めた。
ご飯も炊いたけど食べないと言うから
これだけを持っていったら
逆流しながらも必死で食べてくれた。
食べてしばらくすると飲み込めない唾液が
大量に口から逆流する。
足元の桶に吐き出して
その都度ティッシュを渡すけど
とてもしんどそう。
こんな状態で一口一口を噛みしめていく。
これでは中々栄養も摂れないかもしれない。
食べている気持に反して
飲み込めない分が自分の意志に反して
出てしまう。
Ｔはお腹がぺこぺこらしい。
そんな状態でも必死に食べようとしている。
もっと少しずつ口に入れるように言った。
それでも本人は頬張りたいみたい。
ごくんと飲み込んだつもりが飲み込めていなくて
口から逆流してくる。
何度も何度もティッシュを渡すけど
食事がこんなに辛いなんて本人は食べたいのに
その気持に反して飲み込めずに出てしまう。
慣れるしか無いのかな。
奮闘しながら完食してくれた。
それから数分後にまたお腹が空いたとジャスチャーしてくる。
買ってきた牡蠣フライに玉子２個と新玉ねぎで作ったタルタルソースを
添えて持っていったら時間をかけて完食していた。
それから数分後にまた
お腹が空いたという。
今日買ってきた小松菜をお浸しにして
買ってきたコロッケと残りのタルタルソースを持っていった。
逆流は止まらない様子でも
本人はお腹いっぱいに食べたい様子だった。
ただただ黙って見守る。
Ｔが食べたいと言うときは
相当食欲旺盛になるから
食べてくれれば嬉しい。
出した物は全て完食してくれたけれど
逆流もしていたから
どの程度栄養が摂れているかは不明だけど
食べようとする気持が嬉しい。
いつもきっと
お腹はペコペコでも
口から上手に飲み込めないものだから
食べることを諦めている様子が伺える。
それでもお腹が空いたら食べたいから必死になって
口にするけど
やっぱり逆流が激しくて
食事する楽しみが萎えてしまうのかもしれない。
彼の喉から食道へ再建された遊離空腸が
時と共に飲み込みを受け入れてくれるようになったら
Ｔも食べることが苦にならなくなると思う。
果たしてそんな風に身体の機能が
慣れてくれるのかは不明だけど
外食できるまで回復できたら
それは奇跡に近い。(写真↓)
