ずっと気付いているけど
Ｔの表情が良くない。
苦しくて苦しくて苦しくて
そんな状態でも生きようと必死でいる。
私に何が出来る？
ただ
当り前の日常をＴと共に過ごすだけ。
彼が笑うことはほとんどなくなった。
呼吸さえままならない毎日に
辛うじて小さく呼吸して
何とか生きようと必死でいる。
買ってきたパンを食べる事もしない。
このままでは
栄養不足で免疫力が低下していく。
食べても食べても逆流してしまう様子を目にすると
心は萎えていくけど
それ以前に食べさせようと必死な自分がいる。
今日は、お弁当を作ることが出来た。
少しばかり私は疲れているのを自覚している。
だから私は最近、相当食べている。
太ったかな。
暑い季節が来ると食欲が失せて
毎年夏バテが酷いから
今のうちに食べられる限り食べている。
食べすぎて少し気持が悪い日もあるけど
夏バテの怖さは半端ないから栄養を摂りたい。
Ｔが私のようにバテてしまったら
免疫力が低下して相当危険だと思う。
大きな輪っぱのお弁当箱に
食べて貰えるように お弁当を詰めた。
嚥下障害があるから食べ安くと考えても
あまり細かくしたら味がわからないから
固い物は入れないように意識して
ふくさ寿司を作ってみた。
お腹は空いているようで綺麗に完食してくれた。
逆流は多少あっても食べられて良かった。
でも
これだけでは栄養不足だから
深夜に起き出して
調理パンを食べる予感もする。
冷蔵庫にピザがあるけど
きっと気付いていないと思う。
ふくさ寿司は
昨夜も失敗したのを食べてくれた。
今日のお弁当が
成功とは言えないけれど
食べて貰えたから良しとしようかな。(写真↓)
