今や「もんじゃの街」として知られる中央区月島ですが、地場かつては地場産業(石川島重工業)と住宅が近接した町として、独自の発達をしてきました。

 

路地に面する敷地が多く、個別の建て替えが進まないことから、中央区独自の建て替えルールとして平成9年に「街並み誘導型地区計画」、平成14年に「用途別容積型地区計画」を導入。

 

地区計画は、適宜見直しを行っていますが、令和元年7月には地区計画の導入から20年が経つことから定住人口も目標以上に回復し、住宅に関する容積率の大幅な緩和を基本的に廃止しました。

 

2018年4月2日のブログ

 

令和元年、中央区が人口増加策の“舵を切った”と、盛んに報道された頃です。しかし、現実はどうなのでしょうか?
例えば、高層マンション等「総合設計」においては容積率の緩和は適用されます。(コロナ期を除くと)人口の急増は続いています。

 

 

月島再開発北と南2つの再開発が同時に進み、令和8年には58階建て(総戸数1285戸)、令和10年には48階建て(総戸数744戸)の高層マンションが竣工します。

 

その影響は、甚大です。