中央区議会議員、青木かのです。

子どもたちの放課後の居場所施策として、教育委員会(文科省)管轄の「プレディ」と福祉保健委員会(厚労省)管轄の「学童クラブ」があります。

 

どちらも、対象、定員、活動場所、活動時間に違いがあり、どちらに入ればいいのか、最初は保護者の方々も子どもたちも悩むのではないでしょうか。

 

しかもここ数年は、希望しても学童クラブに入れない、中央区特有のいわゆる「待機学童」が生じています。

 

こちらは昨年2月のブログです。

 

つまり、子どもが急増する中央区にとって、さまざまな規制がある学童クラブを必要な人数分整備することは難しい。学童クラブに確実に入ることができるのは実質新入生だけなのです。

 

令和4年度の待機学童(カッコの中が待機数)

 

令和3年度の待機学童数(カッコの中の数字は待機数)

 

このような状況の中で、学童クラブとプレディを一体的に運用していくことが、今日の福祉保健委員会で報告されました。

 

中央区ではいままで、学童クラブは児童館で開催していましたが、今後は学校内にも学童クラブを設置することができるようになります。

 

 

安全性の面からも、移動のない校内での学童クラブが良いと私も思います。今後は、徐々にプレディと一体化していくことが重要です。