中央区議会における、役職決め(議会構成)には、ずっと疑問を持っていました。
これまでは、第一会派(一番人数が多い会派)と第2会派から議長と副議長が選出されていましたが、議長選挙と副議長選挙はセレモニーのようなもの。選挙をする前に結果は、わかっていましたから。
第一会派が自民党、第2会派が公明党の時は、「慣例」として、議長と副議長は自公から出す。が普通に行われていたからです。
疑問が確信に変わったのは、私達の会派「かがやき中央」が2年前、第2会派になった時、その慣例が一方的に反故にされたときです。
当時(2021年6月5日)のブログからの引用です。
中央区議会では民生委員推薦会委員は、自民党か公明党しかなれないのは法令違反では?
- テーマ:議会改革
中央区には、様々な附属機関がありますが、区議会議員からも数名ずつ委員として参加しています。
その中で「中央区民生委員推薦会」には議会から2名の委員を出しています。これまで、この委員は‟第一会派・第二会派”からそれぞれ1名という取り決めがあり、昨年度、第二会派である我会派(現かがやき中央)から高橋まきこ議員が就任しました。
ところが、今年度の交渉会において、この取り決めが十分な説明もないまま、突然「自民党・公明党」にかわりました。
現在、高橋まきこ議員は辞任届を出すよう求められています。
通常民生委員推薦会委員の任期は3年であるにも関わらずです。
中央区議会において、第一会派はずっと自民党であり、第二会派はずっと公明党でした。そこに昨年度、我会派(あたらしい中央、現かがやき中央)が第2会派となったのですが、何か都合が悪いのでしょうか?
コチラが過去における民生委員推薦会委員です。
(個人名は伏せてあります)
明らかな法令違反です。
我が会派では、この解任について、明確な理由を求め、中央区議会議長に意見書を提出しようとしましたが、受け取りを拒否されました。
結局、高橋議員は1年後、委員を退任しました。
そして、こちらが今回選挙後の新しい会派構成です。
(ほづみゆうき議員作成)
自民党11人
かがやき中央5人
公明党3人
上記の通り、明らかに かがやき中央 が第2会派です。
これまでの慣例に従えば、自民から議長、
かがやき中央から副議長を出すことになりますが、
そうはなりませんでした。
これまでの議長・副議長選挙の結果です。
(ほづみゆうき議員作成)
副議長選挙において、自公以外で初めて12票をとることができました。これは大きな変革の始まりです。
こうした区議会議員選挙の結果(民意)が全く反映されていない議会運営については、来年に向けて引き続き、改革を進めてまいります。
会派「かがやき中央」