小池都知事再選。

しかもぶっちぎり。グリーン旋風を巻き起こした4年前より多い得票数というので驚きました。

 

多くの都民が、4年前の約束(公約)違反より、「今、現在進行形」のコロナ問題とオリパラ問題に取り組む姿勢に共感(期待?)したのだと思う。

 

中央区としても、最重要課題が2つ。築地市場の再開発とオリパラ選手村の再整備。

 

まず、築地市場跡地の再開発。

中央区は一貫して、一体的開発を要望しています。

築地市場跡地は一体的な開発を

さて、現在はどのような状況かというと

東京都都市整備局のHPによると、

築地地区まちづくりの本格的整備に先立って、船着場周辺エリアを整備、定期借地による中期間の活用をすることで、にぎわいの早い段階からの創出を図るため、船着場周辺エリアにおける事業実施方針を年度内に定めます(※)。本資料は、事業実施方針の方向性を示したものです。(検討中の内容であるため、今後変更になることがあります。)


また、今年3月24日の予算特別委員会における、小池都知事の答弁。

築地まちづくりの先行整備事業の実施方針につきましては、今年度策定の予定でございました。一方、今ご指摘がございましたように、東京2020大会の開催につきまして、ここへ来ましてIOCは大会の延期も含めて4週間以内に結論を出すといった状況の大変化がございます。よって、この状況の変化を踏まえまして、その動向が明らかになって以降、その結果を踏まえながら、内容を見直し、公表することといたします。

 

第ゼロ段階としての、船着き場周辺エリアの整備についても見直しの可能性があります。

 

都はコロナ対策として、計1兆円規模の補正予算を編成。主な財源とした財調基金の残高は、20年度末時点で約500億円まで減少する見込みでした。(その後、財務局が19年度決算で歳出を精査し、都議会第2回定例会補正後の残高は807億円まで持ち直した)

 

まだまだコロナ対策のための補正予算は必要となるでしょうし、オリパラ開催のための支出も膨大のようです。財調基金だけでは足りず、財源確保のために築地市場跡地のバラ売りをすることだけは、絶対に止めてほしい。

政治家人気ブログランキング