湾版部高層マンション共通の災害対策に取り組む湾岸防災ネットワーク。
‟災害時でも発電し続けるマンション”への取り組みを中心に、そのネットワークが、臨海部を中心に、港区・中央区・江東区へと広がっています。
湾岸防災議連の活動については、3年前のブログにも書いています。
高層マンションの燃料備蓄では災害時自家発電は数時間しかもたない
震災時、道路での搬送・輸送は、期待できません。震災時こそ臨海部は水上交通を活用すべきです。
今回の防災訓練は
①水上タクシーを使った負傷者の搬送。
②東京湾岸に停泊している燃料タンカーを接岸しての燃料タンカーの活用法の確認。
A重油
①については、二次医療圏の問題があり、港区と中央区は同じ医療圏ですが、江東区は違う医療圏ですので、どんなに近くでも中央区から江東区の災害拠点病院に搬送することができない。
②については、中央区は防災船着き場が圧倒的に足りない。等の、問題点があることがわかりました。
昨年の北海道のブラックアウトで、またマンション住民の方の危機感が高まり、今日も中央区も含め、多くの臨海部高層マンションの自治会や管理組合の方が見学に来ていらっしゃいました。
高層マンションは耐震性が優れているので、災害時も避難所ではなく、マンション内に留まるよう、各行政は指導しています。
燃料さえあれば、自家発電機を稼働し続けることができるのです。