都内臨海部(中央・江東・港区)の高層マンションは
この10年で倍増し400棟を超えます。

各マンションの備蓄燃料は消防法により最大で約3・5㌧。
これでは非常用発電機が約6時間しか持ちません。
その後、エレベーターが止まるのはもちろん、
館内放送もできなくなります。
それでも高層マンション住民は自宅に留まらなければならず
避難所に逃げ込むことはできません。

では、十分な燃料をどこに備蓄すればよいのか?
海の上です。
軽油は海上では陸上とは違って「危険物」ではないので、量的規制がなく大量備蓄が可能。

昨日視察した鶴見のタンカー(関東タス(株)では
約800㌧の軽油を備蓄できます。
このようなタンカーに燃料を備蓄し、
災害時には小型のタンカーで各マンションの近くまで運びホースで給油する。

問題は現在の消防法では、
ホースで陸上に給油するためには、その地点が「危険物一般取り扱い場所として認可を受けなければならないと、いうこと。

湾岸議連では、法整備を整えて、海上や運河に浮かぶ小型タンカーに燃料の備蓄をするべく取り組んでいます。

↓湾岸議連の中心メンバー榎本茂港区議のブログもご覧下さい
長期停電に備えた高層住宅の防災対策

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