中央区議会議員、青木かのです。

 

中央区は、晴海地域の急速な人口増加対策として東京BRTの東京駅までの早期延伸を都に強く要望してきました。

 

今回、都議会第4回定例会において、都は都心と臨海部を結ぶ「東京BRT」について、これまで検討路線としてきた、東京駅方面への延伸に関する方針を年内に公表することを明らかにしていましたが、

 

本日(12月23日)「臨海副都心地域における公共交通協議会」において、沿線の交通需要や利便性の向上のために東京駅方面へ延伸することを決定したとの発表がありました。

 

運行開始は令和8年秋ごろの予定だそうです。

 

詳細は、「東京都臨海部地域公共交通計画」をご覧ください

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/toshiseibi/2025-03-27-194520-695

 

 

 

 

 

「らくらく舟運通勤」として、東京都が大々的に立ち上げた施策があります。

 

2023年10月25日のブログから。

らくらく通勤に需要はあるのか?「舟旅通勤」開始。

 

 

「舟旅通勤」始まりました。

まずは2ルート、夕方便に限定してのスタートです。

今日は、早速豊洲まで行って、日本橋までの20分のクルーズを体験しました。

 

まずは日本橋⇔豊洲間

 

今日乗ったのはコチラ。細身でかっこいいリムジンボート。シートもふかふかで快適です。

 

 

 

 

ここまでは、いつもの風景。

南高橋が見えてきました。

 

 

ここから日本橋川に入ります。

 

日本橋川は小さいので、特に満潮時には大きい舟は入れません。そういう時は、このリムジンボートが使われるようです。

定員10名。

料金1人500円で、採算がとれるのか?

需要は、どれくらいを見込んでいるのか?

ちょっと不安です。

この時から2年。

その後需要は増えたのでしょうか?

料金は一人500円のまま?

採算は採れてる?

 

そして、今日(12月19日)のニュース

三井不動産、26年から日本橋―豊洲で電動船運航 都内の回遊性向上

三井不動産は2026年に東京都内で電動船2隻を就航する。まず日本橋―豊洲間を運航し、将来は再開発が進む築地や羽田空港と結ぶことも検討している。日本橋などには同社が運営する商業施設やオフィスがある。観光や移動手段として利用してもらい、地域の回遊性を高める。

植田俊社長が日本経済新聞の取材で明らかにした。同社が船主として運航事業に乗り出すのは初めて。

電動船は三井不が保有する。

定員は最大60人

 

日本橋⇔豊洲というルートは、

「らくらく舟運通勤」と同じです

 

「電動船」で、舟運通勤のテコ入れ?

これは長い目で見る必要があるようです。

 

 

 

 

 

月島川の「青い船」が旧海軍由来の船として、ここ数年、ネットで話題になっていましたが、本格的な調査が始まりました。

 

これまでの経緯として

 

2023年11月16日の朝日新聞の記事から引用すると

 東京・隅田川を運航する屋形船の発着場に、旧日本海軍の艦船が――。インターネット上では長く話題になっていたが、専門家が「本物である可能性が高い」と語った。旧海軍の艦船はほとんど残っておらず、「貴重な資料」としている。

 この船は、隅田川の支流、月島川(東京都中央区)にある屋形舟の発着場に浮かぶ「金子」。この事業者はコロナ禍で営業を休止し、そのまま廃業。現在は、建設や不動産などを手がける横浜市の会社「KDCホールディングス」が所有している。

 かねこを経営していた金子さんによると、船は、先代の父(故人)が少なくとも60年以上前に購入した。

 この船着き場付近は水深が浅く、直接船をつけることはできず、船着き場との間に挟む「台船」が必要だった。先代が購入した船は、廃業まで台船として長く使われていたという。

外観調査

そこで本日(12月15日)、現在の持ち主「㈱KDCホールディングス」「群青財団」「世界の艦船」編集長等、関係者が集まり調査が行われました。私も参加させていただきました。今日行われたのは、

 

①計測

②船内状況の確認(エンジンの有無、旧軍関係の痕跡等)

③外観調査

④水中ドローンを使った水中調査

 

このうち水中ドローンが修理中ということで④水中調査については、年が明けて1月に行われることになりました。

 

船内状況

 

この船は、かつて旧日本海軍が使用していた内火艇の1つ。

 

もともと戦艦「比叡」に搭載された御召艇という俗説もあるそうです。最近まで個人所有だったため、本格的調査や保存運動は過去行われませんでした。

 

今は、所有者が「金子」さんから㈱KDCに移り、本格的な保存活動を前提に、まずは各種調査を行うことになったということです。

 

 

この船が旧海軍に所属していた経歴を持つ船として証明されれば、南極観測船「宗谷」、客船「氷川丸」と並び非常に貴重な「旧日本海軍最後の遺産」ということになります。

(群青財団 池田理事のコラムより引用)

 

今日参加したメンバー