中央区議会議員、青木かのです。

 

令和8年度予算特別委員会報告⑨

 

ねずみ対策費についてです。

 

 

築地市場移転前から、東京都と中央区で取り組んできた、「築地ねずみの駆除。正確には築地のネズミはドブネズミ、月島のねずみは一回り小さなクマネズミなので、築地から泳いできたネズミかどうかは、わかりませんでした。

 

結局、月島でもネズミが増えて区民のみなさんからご相談をいただくことが多くなりました。各町会・自治会・商店会等、地域の住民が一体となって取り組む、面的かつ広域的に行うねずみの駆除が始まりました。

 

地域ねずみ防除促進事業として

令和3年:2500万円

  4年: 1500万円

  5年: 800 万円(コロナ禍)

     6年:3300万円  

  7年:3300万円

  8年:2600万円、毎年当初予算に計上されています。

 

ネズミ退治は、個別にやるより面的に広くやる方が効果はありますので、ネズミ防除費用はその3分の2を区が助成しています。それが上の数字です。

 

こちらは、令和7年度の月島連合町会(8町会)が協力して取り組んだねずみ対策の一部です。

 

 

 

以前は捕獲罠が中心でしたが、現在は毒餌方式が中心です。ねずみは毒餌を食べて人に見られないところで死ぬので、ネズミの遺体を見ないですみます。

 

費用面では、3分の2を区が補助しているといっても、構成員の人数によって年間の町会負担額は20万円から40万円にもなります。

 

 

一方区は、コンサルタントにコンサル料として950万円支払っています。(予算表には書いていない)

 

また、再開発事業が続いている月島地域では常にどこかが土木工事をしている状況ですので、ねずみが出やすいと言われています。

 

自治体には「公衆衛生の維持」という役割があります。

全てを区が持つのはムリでも、少なくとも町会(区民)の負担はもう少し減らすことはできないのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

中央区議会議員、青木かのです。

 

令和8年度予算特別委員会報告⑧

市街地再開発事業スーパー堤防

 

面積が小さい中央区にとって、緑を増やすために大事なのがスーパー堤防です。堤防は芝生に覆われ、堤防上には植栽があるからです。

ちなみに中央区の緑被率は10.7%

 

地域別だと京橋地域が、12.3%

日本橋地域が6.2%

月島地域が13.2%です。

京橋地域には浜離宮恩賜庭園があるので想像できますが、

月島地域では川沿いのスーパー堤防が大きく貢献しています

 

こちらが昨年5月1日時点での市街地再開発事業。

 

 

再開発進行中の物が14件。

検討中のものが13件もあります。

 

そのうち、8年度に補助金が出ているのが

 

住宅系で40億程度。

商業系だと70億から90億にもなります。

もちろん国の補助金ですから桁が違います。

 

 

住宅系の高層マンションは川や運河に向かって造られることが多いので、その期をとらえてスーパー堤防(都の事業)を造ることが重要です。防災船着き場も造ることができれば、防災面からもまさに地域貢献度は大です。

 

月島三丁目北地区市街地再開発事業は、今年6月竣工予定。

その後、スーパー堤防の建設があり、建物から直接隅田川テラスへと動線がつながり、防災船着き場もできる予定です。

 

 

 

 

 

 

中央区議会議員、青木かのです。

 

令和8年度予算特別委員会報告⑦

 

東京都が主導するフル電動旅客船について質問しました。

これは、三井不動産が都の舟運活性化補助金を活用して行うものです。

 

 

ルートが豊洲のららぽーと船着き場と日本橋船着き場ということで、これは都が鳴り物入りで始めた「舟運通勤」がこの3月で終了するので、その後継事業と位置づけられているようです。

 

 

この舟運通勤は、

・ルートが豊洲⇔日本橋で需要が少ないのではないか?

・定期利用するには、片道500円は高い

といった点を私は指摘していましたが、やはり失敗でした。

 

この失敗をどう活かすのか?

事業者は今回も三井不動産です。

 

 

 

都の事業とはいえ、今回も日本橋川を通り、日本橋船着き場が使われるのであるから、区はもっともっと関わっていく必要があります。

 

少なくとも、今回の新しい事業は通勤・通学にこだわらず、今だ盛んである観光業、特にインバウンドに利用するということです。

 

将来的には、元市場・現市場である日本橋・築地・豊洲で舟運ネットワークを構築。観光・防災の2つの視点からそれぞれ考えてほしいと思います。