いつも見ていただきありがとうございます!!
福岡 西新 漢方相談 馬場薬局 の 内田です。
先日ブログに「陰陽」について書きまして、
その時は、それで陰陽については終わりのつもりだったんですが、
もう少し詳しく知りたいという声がありましたので、
何回かに分けて、書き足していきたいと思います。
_φ( ̄ー ̄ )
(前回書いたことと重なることも多くなりますし、
ちょっと難しくなることもあると思いますが、
よければ読んでみてください。)
東洋医学の むか―――しの書物 「素問」には、
「陰陽は天地の道なり、万物の綱紀・・・病を治するには、必ず本を求む・・・」
とあり、
陰陽はすべての大本なので、病気を治療する時には「陰陽」を考えなさいと教えています。
「夫四時陰陽者、万物之根本也。所以聖人春夏養陽、秋冬養陰、以従其根。故与万物沈浮於生長之門。逆其根、則伐其本、壊其真矣。故陰陽四時者、万物之終始也、死生之本也。逆之則災害生、従之則苛疾不起、是謂得道。道者、聖人行之、愚者佩之。従陰陽則生、逆之則死。」
「夫自古通天者、生之本、本於陰陽。」
これは、簡単に言うと
自然の変化に従って生活すれば元気でいれるけれど、自然の変化に逆らえば短命になりますよ~!ってことです。
自然の変化とは何かというのは、四時(春夏秋冬)のことで、
春夏秋冬の季節は、陰陽に分けることができます。
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『春夏は陽、秋冬は陰』
陽に属する春夏の時期には陽を養うようにしましょうとあり、
陽を養うというのは、心身ともにのびのびと、気持ちも体も活動的で、適度に発汗して陽気の発散を盛んにする というようなこと!
陰に属する秋冬の時期には陰を養うようにしましょうとあり、
陰を養うというのは、あれもこれもやりたいという思いを収納して、心身共におだやかに過ごす。
激しい運動で汗を必要以上に漏らしたり、肉体労働や房事過度で陰のモノを消耗しないように注意する というようなこと!
そして、
病気になった時には、自然の陰陽の状態にあった体にするとよいとあります。
例えば、夏でも汗が出ない冷え性の人を汗が出るような身体にするといいっていうことです!
夏は自然界の陽気が多くて陰気が少なくなっています。
それに伴い人の陽気も体表に増えて汗を出さなくてはいけませんが、
汗が出ないということは、陰気が多くて陽気が少なくなっています。
↓
これを季節に合った体にするためには、陽気を多くして陰気を少なくするような生活を送ったり、治療をすればいいということになります。
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まわりくど~い書き方になりましたが、
これが陰陽のバランスを調整すりということで、
「病を治するには必ず本を求む」ということになります。
ちょっとまとまりが悪くてすみません。
(^人^)
自然の陰陽や、身体の 陰陽の動きがわからないと、今回の記事は伝わりにくいですよね〜
(; ̄ェ ̄)
自分で読み直していても、そう思います。
また、自然の陰陽や身体の陰陽、
陰陽の働きなどについて書き足していきたいと思います。