「世界をまっ2つに分ける理論が健康に役立つって何⁇」について書きました。 【陰陽】 | 漢方相談の馬場薬局 福岡西新店 店長ブログです。          漢方で「皆さんの健康を応援します('-^*)/」

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福岡 西新の商店街にある漢方相談の
馬場薬局で店長をしています。
東洋医学、漢方のことをはじめ、
お店、お客さま、日常のこと、
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日々のことを書いています。
よかったら読んでみてください!

いつも見ていただきありがとうございます!! 
福岡 西新 漢方相談 馬場薬局 の 内田です。
 
 
今回は東洋医学の基礎概念である陰陽について書いてみます!
 
 
陰陽理論では、この世の中のモノ全てを陰陽に分けて考えます。
 
なんとなく感覚的にわかると思いますが、
太陽は陽―――月は陰
火は陽―――水は陰
夏は陽―――冬は陰
昼は陽―――夜は陰
男性は陽―――女性は陰
上半身は陽―――下半身は陰
気は陽―――血は陰
血は陽―――津液(体液)は陰
腑(胆 小腸 胃 大腸 膀胱)は陽―――臓(肝 心 脾 肺 腎)は陰
暑がりは陽―――寒がりは陰
積極的は陽―――消極的は陰
社交的は陽―――内向的は陰
というような感じです。
 
これはどちらが良くて、どちらが悪いというものではなく、どちらも合わせ持ち、バランスが大切ですし、
 
それぞれが絶対的な陽、絶対的な陰に分けられるということもなく、
比べるものにより、陰陽が変化します。
 
 
例えば、
男性と女性なら、男性が陽で、女性が陰でしたが、
元気な男性と虚弱な男性なら、元気な男性が陽で、虚弱な男性が陰、
陽気な女性と陰気な女性なら、陽気な女性が陽で、陰気な女性が陰に分かれます。
 
最後の例なんて、すでに陰陽って言葉がついてますもんね‼
 
 
また、
陽性のものの中にも陰性の要素があり、
陰性のものの中にも陽性の要素が含まれています。
 
例えば、
男性にも女性ホルモンがあり、
女性にも男性ホルモンがある。
 
んっ!この例え分かりづらい?
( ̄◇ ̄;)
大丈夫ですか⁉︎
 
 
太極図と呼ばれる下の図にもそれがあらわされていて、
白い部分の陽の中にも黒い陰の要素があり、
黒い部分の陰の中にも白い陽の要素があります。
 
 
それに加え、
白い部分の陽の面積がだんだん大きくなって、極まっていくと、黒い部分の陰が顔を出し始めています。
黒い部分も同じく、陰が極まると陽の部分が顔を出します。
 
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これは、自然界の陰陽で見ると分かりやすく、
季節が春から夏になり、夏至に自然界の陽が極まると、そこから先は陰が徐々に増しはじめ、秋の気配が感じられるようになるっていう感じです。
 
冬も同じく、冬至に陰が極まった先は、陽が徐々に増しはじめ春の気配が感じられるようになります。
 
 
1日の移り変わりで見ると、
昼の陽が極まると必ず夜がおとずれ、
夜の陰が極まるとまた必ず昼がおとずれます。
 
 
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このように、自然界の陰陽の気は季節のめぐりに応じて増えたり減ったりを繰り返しながらバランスを保っており、

 

私たち人間や、動物、植物は、その自然界の陰陽の気の変動に影響を受けながら、

その変動に合わせて、体内の陰陽の気を自然と変動させてバランスをとっています。

 

しかし、この体内の陰陽のバランスが崩れ、

陽の要素に偏り過ぎたり、陰の要素に偏り過ぎてしまうと、

わたしたちの気は元の状態から離れて病を発してしまいます。

 

元気→病気

 

どうして、体内の陰陽バランスが崩れるかというと、

自然と調和した生活から離れてしまうからです。

 

 

例えば、

朝日が昇ると目を覚ます

日が暮れると眠る

 

夏は汗をかいて発散し

冬はむやみな発散をさけ、温かく体を保つ

 

春夏秋冬の季節に自然にできるものを食べ

お腹がすいたら食事をいただき

咽喉が渇いたら水を飲む

 

こういった自然のサイクルに合った生活から離れ、

 

日が暮れても明かりをつけて夜遅くまで起きている

目を近づけて携帯の光をあびて夜を過ごす

朝は起きれず、朝日を浴びることがない

 

夏はクーラーのきいた室内で汗をかくこともない

冬にジムやサウナで必要以上の汗をもらす

 

季節に関係なく、1年中手に入る野菜や果物を食べ

夏には自然に存在しないほどの冷たいアイスや氷、ジュースを飲む

 

お腹がすいてもいないのに時間が来たから何となく3食たべて、間にはお菓子やデザートをいただく

咽喉も渇いていないのに、どこかの健康法を信じて、男性も女性も、年齢も体重も、季節も気候も関係なく1日に2ℓ~3ℓの水を飲む

 

こうして自然の流れと調和せず、便利な生活をおくることで、

体内の陰陽のバランスが崩れていけば、

体は、体調不良や病気というサインを発して教えてくれようとします。

 

そのサインが小さいお知らせのうちに、できるだけ早く聞き取って、

修正していくことができれば、病は悪化することなく、

 

自然に調和した生活をおくることができれば、病を未然に防ぐことができます。

 

これこそ、東洋医学が最も重んじる

「未病を治す」 

 

こうした、何千年も引き継がれてきた養生法を活かした生活をおくっていきたいものですね〜(⌒▽⌒)

 

 

また、徐々に続きを書いていこうと思いますので、

よければ時々ブログを見に来てくださいっ。

 

 

【追伸】

こんなことを仕事帰りに、サイゼリヤに寄り道をして、

ドリンクバーのみを注文して 長いしながら

iPhoneに打ち込むおじさんって。。。

( ̄▽ ̄;)

 

 

以前作った陰陽の資料をPDFにしてブログに張ろうと思ったけれども、

PDFにまではできたのだが、その先iPhoneで画像に保存をすることができず。。。

 

しかたなく、携帯に表示されたPDFの画面を写真に撮ってブログにはり付けたので、文字が読みづらいことになってしまいました。

 

無念( ̄◇ ̄;)

 
よければ参考に見てくださいっ!
 
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馬場薬局