というわけで今週の23日から3日間某所で会議通訳をしてきました~。
思い返せば2年前、僕がまだ大学4年生だった頃、ボランティアで留学生のイベントの通訳みたいなことをやりましたが、あんなの真似事にすぎません。
というわけで今回が正式な、初となる実践の通訳となります。
初日はとある方の基調講演の通訳(日→中)だったんですが、ガッチガチに緊張しててカミカミの中国語で全然言葉がでてきませんでした。幸いにも、僕の他にもサポートの通訳さんがいたので、その方に殆どまかせっきりでした。(母国語からの外国語訳は難しいもんね!! ← 言い訳) 初日は全然できなくて、帰り路はゾンビみたいな顔して帰りました。フラ~フラ~っと。そして軽く泣きました。
2日目は初日よりあんまり緊張しなかったんですが、大変でした。この日もサポートの人がいたんですが、途中グループ討論というのがあって、会議に出席の人たちが2つに分かれたため、サポートの人のお力に頼ることができませんでした;;(笑)でも、その時は、通訳を通してみんなの意志疎通を通してまとめることができたのでよかった!!それにしてもみんな一文一文が長いので逐次通訳をするのにも大変でした。
3日目は僕一人。最初に会議の閉会式の通訳をして、それから移動 → 施設案内 → ディスカッションという流れで通訳を担当しました。
ディスカッションの場では再び、日→中、中→日訳を担当。こういう質疑応答の場って、一方的に話す訳じゃないから、ある意味で誤魔化しが効かないんだよね(笑)内容も僕にとってはかなり複雑で、難しかったんだけど、意志疎通が通じていて本当によかった。
初日はどうなるかと思ったけど、3日目には日本と台湾の双方から「次回もお願いするよ」みたいなことを言って頂いたんで本当によかった;;この一言で全てが救われた気がした。それがお世辞でも本当に落ち付いた。
今回の会議で話された内容っていうのは、詳しくは書けないけど、専門的なものばかりで事前勉強は欠かせなかった。今回通訳の依頼を頂いた側からも資料の提供はあったけど、それは通訳当日の資料だけだから、その他の関連するする資料は自分で調べるしかないんですよ。
例えば、最終日の施設見学。依頼側からは「どこどこの施設に行きます」とだけ連絡があったけど、詳しくどうのこうのっていう説明は受けていない。だから自分でネットなりなんなりで調べて事前に何が話されるとか、自分で対策を練らなくちゃいけない。
今回の通訳の体験は本当に良い経験になった。自分の中国語人生にとって、第2のスタートになったかもしれない。この3日間は一生忘れることはないでしょう。
本当に自分、お疲れ様でした。