ひっさびさの中国語小話です!でもなんか内容は翻訳っぽことになってます(笑)
ただいま翻訳中です。初めてお金をもらっての翻訳なので、いつもより余計に気合いが入っております(`・ω・´)シャキーン
でもずっと翻訳してるとさすがに疲れるので、ここいらでちょっと休憩の意味を込めてここでブログなんぞを書いております。休憩、と言ってもやはり中国語のことです(笑)
翻訳している文の中で、「自分で蒔いた種は自分で刈る」に似たニュアンスの表現が出てきたので、今回はこの中国語について・・・・
日:自分で蒔いた種は自分で刈る
英:You must reap what you have sown
みなさんは、この「自分で蒔いた種は自分で刈る」という日本語をどのように理解していますか?ネットで調べたところ、この言葉は一種の因果関係として理解されていました。これはどういうことかというと、「良いことをしたら自分に良いことが還ってくるように、悪いことをしたら自分に悪いことが還ってくる」ということです。
でも、これって本当にそうなのでしょうか?この言葉の英文を見ると、もうちょっとはっきりしそうです。見るとわかるように、助動詞“must”が使われています。なんだか責任感が感じられますね。
つまりこれって、「自分で責任とれよ」と言ってるんじゃないでしょうか。「種を蒔く→出来事のきっかけ」であり、「刈り取る→解決、もしくは責任をとる」、つまり「反省」するより、「解決」という具体的な行動を求められている気がします。
そしてこの、“You must reap what you have sown”の中国語訳を調べたら“种瓜得瓜,种豆得豆”と出てきました。
この文?をわかりやすくしてあげると、“若你种瓜子就能够得到瓜子,若你种豆子就能够得到豆子”というようになるのでなはないでしょうか。“得”は軽声ではなく、第2声で発音してあげてください。
それで、この“种瓜得瓜,种豆得豆”の解釈には、“比喻做了什么事,就得到什么样的结果” と出てきました。
つまり、これは因果応報のことを言っており、善行は善行で、悪行は悪行で還ってくるということを表わす成語です。
そうすると、日本語の意味とはまた少し変わってきてしまいますよね・・・。
でも、ここで頑固になってどちらか一つの意味をとるのではなくて、柔軟さを効かせ、この、「自分で蒔いた種は自分で刈る」には2種類の意味があると解釈して事を進めていきましょう。
つまり、
(一)因果応報
(二)自分でしたことは自分で責任取れ
の2つにわかれます。(一)に対応する中国語は、“种瓜得瓜,种豆得豆”で大丈夫そうですが、(二)の場合は何か他の訳文を考えてあげなくてはいけないようです。そして、僕が現在翻訳している文では、(二)の意味で使われているみたいなので、この場で訳文を考える必要性がでてきました(笑)
“种瓜得瓜,种豆得豆”のように、ぴったり当てはまる成語があるといいのですが・・・・
(かんみ。リサーチ中............................)
責任に関する中国語成語に
“责无旁货”
解释:自己的责任,不能推卸给别人
“责有攸归”
解释:责任各有归属
てのが出てきました。
どちらも良さそうですが、どちらか、と言ったら前者のほうがよさそうです。見つかってえがったね( ^q^)
んでまとめっす。
【自分で蒔いた種は自分で刈る】
解釈
(一) 因果応報
(二) 自分でしたことは自分で責任取れ
中国語
(一) 种瓜得瓜,种豆得豆
(二) 责无旁货
これで良い訳が浮かんできそうです。やったね~。
【今回の感想】
インターネットは便利です。自分が調べたいことは殆どネットに載っています。しかし、そこにあるものを全て鵜呑みにするのは危険ですね。今回のように、「自分で調べる力」を養うのが大事だと僕は思っています。自分で疑問を持って、既存の情報に当たると頭に「?」が浮かびあがり、自分で調べてみたら、納得のいく答えが出てきた!って素晴らしくありませんか!?まさしくこれぞ探究心!!