古希のぶらり旅 関東・後編! | かんのぶのブログ

           『古希のぶらり旅 関東・後編!』

            (後編・栃木県~群馬県~ちょっと長野県)

 

ここから中編の続きです! 中編はこちら古希のぶらり旅 関東・中編!

 

ぶらり旅から帰って2週間が経つのにまだブログが続いています!

最後の後編も長文になってしまいますが、最後までよろしくお願いします!

 

5月22日(水)は曇り、雨の心配は無し!ここは昨夜お世話になった道の駅「湧水の郷しおや」!

 

道の駅からは日光に向かい、「いろは坂」を上って華厳滝に!

 

8時過ぎに華厳滝駐車場に到着!

 

展望台に行ってみると・・・!華厳滝が無い!これを見た時は最初訳分からず目を疑った!

 

5年前の写真、モトGP観戦の次の日に、孫たちを連れて来た時は霧で何も見えず、滝の落ちる大きな音だけが聞こえていた!

今回、滝の写真を撮って送ってやるよ!と、約束していたのに滝が無いんじゃ送れん!

 

エレベーター乗り場の職員さんに聞いてみると、中禅寺湖が水不足で夜間は滝の水を停めていて、9時過ぎからは滝が復活するというのでとりあえずエレベーターで下りて待つことに!

 

エレベーターで100m下りて、トンネルを通って観瀑台に向かう!

 

この観瀑台からは、こういう感じで滝が見えるはず! なんやけど・・・!

 

水が全く落ちてない状態をじぃ~っと見ていると、下の滝もなんか虚しく見える!

 

滝が無い代わりと言っては何だが、観瀑台の右手にある多角形の巨大な「柱状節理」をゆっくり見ることができ、周りの人と自然が創り出した造形美をあれこれ言いながら待った!

 

40分近く待って、やっと少しづつ水が落ちてきた!

もっと一気に、ドバッと出てくるのかと思っていたのでちょっと拍子抜け!

 

水が落ち出して10分ほど見ていたが、水量がこれ以上増えそうにないので諦め帰ることに!

 

観瀑台のすぐ横にある白雲の滝の方が水量も多く、迫力がある!

 

上に向かう頃はお客さん数も多くなっていた!

 

上に上がってもう一度展望台に行ってみたが、やっぱり水量は増えていないようだ!

これでは孫に写真を送っても、きっと何か言われそうなのでやっぱり送るのをやめた!

 

でも華厳滝は観光名所!多くの人がエレベータを待っているが、きっと皆さんも写真でよく見る華厳滝を想像しているんだろうなぁ~!

 

戦場ヶ原方面に向かう時に中禅寺湖の横を通ったが、そんなに湖の水が少ないとは思わないんやけどな~?  これでも普段に比べてら少ないんやろうなぁ?

 

戦場ヶ原に行く前に、途中にある龍頭の滝に! 松山に帰ってからテレビを見ていたら、滝の入り口にあったお茶屋さんに熊が出ていたり、滝周辺で目撃情報があったりでビックリ!

 

滝は水量もあり綺麗だった!

 

そして戦場ヶ原へ!

 

戦場ヶ原は男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」だった、という神話が名前の由来だそう!

かつての湖が湿原化したもので、広大な面積を誇りハイキングコースなどになっていた!

 

そして群馬県に入り吹割の滝に! 

外国人も多いのか、滝に下りる道には、英語、中国語そして日本語の注意看板があった!

 

この滝も全国によくある「東洋のナイアガラ」!と称される一つ「吹割の滝」!

学術的にも貴重な水の侵食によって出来た滝だそうだ!

ここも、ちょっと水が少ないんだとタクシーの運転手さんが言っていて!

 

滝のすぐ下流には「般若岩」が!そそり立つ岩壁が般若に似ていることから呼ばれるそうだ!

 

次に寄ったのは、数々の道の駅ランキングで1位に輝いた「道の駅 川場田園プラザ」!

関東で好きな道の駅ランキング5年連続1位となっている!道の駅ランキングもニュアンスの違いとか調査のやり方などでいろいろあるようだが、この日も多くの人で賑わっていた!

 

敷地も広い!

 

古民家の集落のような作りで、飲食店や土産物屋さんがたくさん入っていて、休憩できるところも多くゆっくりと休める!

 

そして次は伊香保温泉!

 

まずは伊香保ロープウェイで標高955mの見晴駅まで!このゴンドラは二人で貸切りだった!

 

頂上にはスケートリンクが! 氷は無いがこんな本格的なスケートリンクは初めて見た!

 

展望台からは赤城山など上州の山々に渋川市方面がよく見えるが、残念ながら霞んでいる!

 

ロープウェイで下りてからは、伊香保温泉のシンボル「石段街」へ!

 

階段の真中には立派な石碑も!

 

所々にある階段の段数表示!  段数が365段と少ないのであまり気にはならない!

 

最後のこの階段を上れば、伊香保神社!

 

ここには噂のマンホールの蓋が! 頭文字(イニシャル)Dだ!

マンガでは見ることのない高橋兄弟(涼介、啓介)の入浴シーン!

 

伊香保神社でお参り!

この神社からは榛名山や越後連山などを一望でき、特に夕暮れどきの眺望は美しいとなっていたが霞んでいてあまり見えなかった!

 

伊香保温泉からは道の駅「あがつま峡」まで走りお泊り! 温泉併設でゆっくりできる!

5月23日(木)は晴れ!

 

朝一は、民主党が政権を取った頃にいろいろ話題になったダムで、2020年3月に完成するまでに45年もかかった「八ッ場(ヤンバ)ダム」!  ダムはほぼ満水!

堰堤の横には資料館もあるが朝早過ぎてゲートがまだ開いてなく、堰堤にも行けない!

 

水陸両用バスのガイドさんによると、今満水にしておくのは、もう少ししたら「ふるさと納税」の返礼として、特別な場所で放水の様子を観覧させるためなんだとか!

 

道の駅「八ッ場ふるさと館」から国道145号で草津方面に向かっていたら、ダム湖畔に派手なバスが見えたので、もしかしたら?と、寄ってみた!

 

やっぱり水陸両用バスだった!

 

ここにもこんなツアーがあったんや~!

 

もうすぐ1便の出発時間やし、箱根の芦ノ湖で乗れなかったんで乗ってみようと受付に行く!

二人だけなら気の毒だからいいですよ!と、言ったら!

6人ほどの予約が入っているから大丈夫ですよ!と、言う返事!

 

これが運転席!スイッチもいっぱいあって、陸上と水上では別々のハンドルで操作するようだ!

 

定員は40名!だが予約者がキャンセルになってしまい、結局二人で貸切になってしまった!

好きな席に座れるが一度座ると動けなく、前方5列目までは水を被るというので7列目に!

 

水に入る時は勢いよくSplash!水しぶきがすごい、窓が無いからこりゃ~前方は水被るわ!

 

ガイドさんも席の前まで来て、身振り手振りで説明してくれる! ありがとうございます!

 

先に見える橋は「不動大橋」!

八ッ場ダム建設事業の一環として整備された世界初の橋長590mの鋼とコンクリート複合の橋!

 

橋脚には標高の表示もあり、この下には水深の分かる数字もあるらしいが満水で隠れているようだ!

 

落差90mの「不動の滝」のほぼ全景を見ることもできる!

 

向こうに見える丸岩大橋の橋脚は水の中で分からないが、Yの字になっているらしい!

 

ツアーが終わり草津温泉に向かう時、自分らの前をさっき乗っていたバスが走って行く!

 

そして草津温泉!

 

湯畑のすぐ近くでは「和傘の舞」というアート的なイベントが開催中!

 

草津温泉といえば「湯畑」!

この近くには草津温泉名物の「湯もみショー」を行なう「熱乃湯」があるが、次の公演時間までにまだ大分時間があるので諦める!

 

「湯畑」は温泉街の中心部にあり、毎分約4,000リットルもの温泉が白い湯煙を上げて湧き出している!

 

時間的に草津温泉での入浴は諦め、少し雪の残る白根山方面に!

 

活火山の白根山! 途中にあるレストハウスのある「湯釜」の駐車場はまだ閉鎖されていた!

 

そして目的地の「日本国道最高地点」に到着!これでJR鉄道と国道の最高地点はクリア出来た!

 

最高地点の碑の前の駐車場は狭いので、バイクや車と一緒に写真を撮るのは難しそうだ!

 

4月頃までなら、最高地点のちょっと手前には雪の回廊があるが、もう雪は全然なかった!

 

国道最高地点からは、有料道路の万座ハイウェー~鬼押ハイウェーを走り「鬼押出し」へ!

ガイドさんが、遠足で来ていた小学生にしていた説明を横で盗み聞き!

 

標高2.568mの浅間山の頂上付近は雲で隠れている!

 

説明を聞いてある程度理解が出来たので、説明通り表参道入り口の惣門から園内に!

 

惣門をくぐると、ゴツゴツとした黒い溶岩に囲まれた道に!

浅間山で起きた天明の大噴火で火砕流が時速約130kmで押し寄せて来て、それが冷えて固まりこんな景色になったそうだ!
 

惣門から入って約10分ほどで浅間山観音堂に着く! 徳川家ゆかりの東叡山寛永寺の別院!

 

園内には「ゴリラ岩」や「カエル岩」「サザエさん岩」など、おもしろ名前の付いた岩がたくさんある!

 

「鬼押出し園」で1時間ほど遊んで、次は軽井沢の「白糸の滝」へ!  20分ほどで到着!

ここだけ長野県!

 

湯川の水源にあり、高さ3 m、幅70mほど、湾曲した岩肌から幾筋もの絹糸のように清流が落下する様子から「白糸の滝」と呼ばれるらしい!

静岡の「白糸の滝」とは名前は同じだが、滝の様子はまったく違う!

 

別荘地が並ぶ軽井沢エリアは、ストップすることなく通過!

 

そしてこの日最後の「めがね橋」!日本最大のレンガ造りのアーチ橋! ここはもう群馬県!

軽井沢からここに来るまでは、碓氷峠を超え180以上のカーブを曲がりながら下りて来ました!

 

めがね橋の下に、橋の上に上がる階段があるので上がってみた!

 

上がって一番に目に入ったのがこれ!

夕方で、周りには誰も居なく一人だったので怖く、どうしようか悩む!

 

とにかく急いで探索することに! 橋を横から写真に納め!

 

アプト式鉄道時代の名残だが線路は無く、歩いて昔の駅に行けるようだ!

国指定重要文化財に指定されている!

 

橋の両側はトンネル! トンネル内には照明も完備されている!

 

向こう側のトンネルの照明は少し暗かった!

 

熊にも遭遇することなく、無事に「めがね橋」から下りて途中にある温泉へ!

碓氷峠の森公園にある「峠の湯」!めがね橋の近所という事を意識してかめがね橋風の造りだ!

 

5月24日(金)も晴れ!  ここは昨夜お世話になった道の駅「しもにた」!

 

道の駅から朝一で妙義山パノラマパークへ!360度の大パノラマで妙義山を望む人気エリア!

 

中腹にある「大」の字! 妙義大権現の「大」の文字だそうだ!

 

向こうに見える山は、左から金鶏山・筆頭岩・石門群・東岳と説明看板があった!

 

パノラマパークからは富岡製糸場へ! 製糸場の近所ではこんな電気バスが走っていた!

 

富岡製糸場は世界文化遺産および国宝の産業遺産!

 

明治5年(1872年)には主な建造物が完成し、操業が開始された!

建物は当時としては珍しいレンガ造り!

 

東置繭所の中にあるガイドツアー集合場所には、シルク製品が展示販売されている!

 

今回はガイドツアーに参加!  要所要所で説明してくれるので分かりやすい!

 

屋根の形が二段になっている繰糸所の中に!

 

繰糸所の天井は独特な造り、小屋組みにトラス構造を用いることで建物の中央に柱のない大空間を作り出すことが出来る構造になっている!

 

繭から糸を取る作業が行われていた建物で、長さ約140mの巨大な工場!

 

左右に長~い大きな機械が設置されている!

金属製の繰糸器300釜が設置され、世界最大規模の器械製糸工場だったようだ!

 

最後に西置繭所にも行ってみる! 今は多目的ホールとギャラリーに整備されている!

 

そして今回のぶらり旅最後はここ、「こんにゃくパーク」! 富岡製糸場からは10分ほど!

 

こんにゃく大使の中山秀さんも迎えてくれる!

 

無料バイキングも気になるが、まずは工場見学に!

 

長くて広い通路! ここから工場見学する!

 

ここの工程ではカスタードプリンと杏仁豆腐を製造していた!

 

機械が多い分、作業をしている人が少ないようだ!

 

一通り工場見学を済ませ、お待ちかねの無料バイキングへ!

 

ちょうどお昼時! 平日なのに多くのお客さんがいただいてます!

 

無料バイキングのルール! でも時間の20分は一切言ってませんでしたけど!

 

1回目のメニュー、材料はほぼこんにゃく! 試食と言うよりはもうガッツリお昼ご飯!

 

こんにゃくなんでカロリーは低いだろうと、お代わりまでいいただきました!ごちそうさま!

 

食後はお土産を購入!

 

詰め放題のコーナーも充実!

 

あれもこれもカゴに入ていたら、5.000円近くになっていた!

まぁ、あれだけ食べたんやから、これ位は買わないとね!

 

こんにゃくパークからは、長野佐久市に一番近いと思う県境越えの県道を選んだのが大間違い!

休憩した道の駅「オアシスなんもく」まではまだよかったが、この後の県境越えの県道93号は久しぶりにシビレタ!

途中で工事していたの人の見る目が、何でこんな所を走しって来るん?て感じ!

 

佐久市からは国道142号で岡谷市まで走り、高速に乗ってホッとする間もなく工事渋滞に!

 

名神に入っても予定外の工事渋滞が続く! 

 

本当はもっと四国に近づきたかったが、早目にSAに入って明日に備えゆっくりすることに!

5月25日(土)眼を覚ましたのは名神養老SA! 最後の日も快晴のドライブ日和!

 

この日は工事渋滞も無く順調!

新名神の宝塚北SAで休憩して本線に戻る時に、こんな車両とすれ違ってビックリ!

こんな自衛隊の車両も高速を走るんやぁー! 他にも仰々しい車両とすれ違った!

 

明石海峡大橋を9時過ぎに渡る! 天気がいいので気持ちいい!

 

11時頃には高松道「津田の松原SA]に!

 

四国に帰った時は必ずここで「うどん」を食べる! やっぱり讃岐のうどんは美味しい~!

あと2時間ちょっとで松山!関東のぶらり旅も無事に終了で、明日の町内清掃にも間に合った!

 

5月11日~25日走行距離 : 3.123キロ

 

ぶらり旅もあとは北海道! 北海道には1ヶ月以上はかけたいが、はて、いつ行くか?

今年中に行きたかったが、ちょっと日程の都合がつかないかも? 

まぁ、焦らず考えよう!