2022.06.01 近況
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:1日に南Wコースで時計
次走予定:6月5日の東京・安田記念(GⅠ)〔D.レーン〕
堀宣行調教師「右トモを中心に感じられる身のこなしの硬さを改善させるべく、この中間も坂路コースには入れずにバランスの修正に努めてきました。ここまでの継続した取り組みの成果もあってか、先週の追い切り後からは気持ちも入って来たことで、むしろ歩様は改善されてきていることから、先週末には南Wコースで軽めに時計を出しています。そして、今朝はD.レーン騎手に跨ってもらい、単走で南Wコースでの最終追い切りを消化しています。厩舎で着けているGPSのタイムが5ハロンから70.0秒のラスト1ハロンは12.7秒という時計が示すように、ビッシリと負荷を掛けたわけではありませんが、先週の段階で心肺機能は整ったと仮定して行ったとは言え、息遣いがクリアな点は強調できますね。
ジョッキーの感触的にも息遣いだけでなく、ウォーミングアップ時のダクでの脚運びが良化したと話していましたし、余力を保たせるように配慮した中でも、馬には元気があって毛艶も上向いてきています。
ダービーに出走時が528kg、昨年の安田記念が536kgだったように、この時期は体重が減る傾向にあり、最新の計測で528kgと引き続きマイナスで推移しているものの、飼い葉はしっかりと食べてくれています。当日まで健康状態や歩様の維持に努め、好結果に繋げたいと思います」
サリオスが安田記念に出走します!
前走は初の短距離戦、しかも道悪と言うことで戸惑ったところもあったでしょう。
仕上がりも振り返ってみると、良くなかったかなと思いました。
今回は走り慣れた東京マイル戦の大一番となります。
中間は馬体重減が顕著でした。
前走が太めだったとしても、調教後体重が-22キロ流石に心配ですね。
ただその結果、体調管理により力を注ぎ、調教も馬なりで実戦へ繋がる内容だったと思います。
後はサリオスの体調がいかに良くなっているか。
大観衆が集う場で冷静でいられるかだと思います。
3歳秋のマイルチャンピオンシップから、様々な要因で歯車が噛み合わず、消化不良で悔しいレースが続いています。
めげずに頑張ってくれるサリオスと彼を支える人々の努力には頭が下がるばかり。
パートナーはレーン騎手ですから、これ以上ない存在です。
来日する際にも、サリオスに乗ることを楽しみにしてくれていましたから、人馬一体で挑んでくれると思います。
相手は当然に強く、不確定要素もあります。
強気にとはいられませんが、間違いなく楽しみにしていた一戦です。
まずは無事に。良い結果を期待しつつ、今後に繋がるようなレースとなって欲しいです!
サリオス頑張れ!
レーン騎手よろしくお願い致します!
(^^)/
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