9月。アレクサンダー・テクニークで体についての初めてのレッスン。


骸骨の絵をかきました。


とっても難しくて・・・


胴体のてっぺんにハンガーのような骨があって(何の骨?)


そこから腕が伸びている風に描きました。




12月末。


腕について詳しくレッスンを受けた結果、


腕は本当は肩甲骨や鎖骨を含むことがわかりました。


ピアノを弾くとき


腕から動かすのではなく、


鎖骨・肩甲骨から一緒に動かすと


とてもスムーズになりました(*^▽^*)





そこでブラームスのOp.117-1のインテルメッツォ


にトライしてみましょう!


この曲素敵なんですけど、


内声にメロディがあって


小さい手の人にはきついんですよね。


しかし和音をがっちりつかみに行くのは×


手の指の性質からすると


弾く前からあらかじめ和音やオクターブの音程に


指を広げないで、


自然な形にしておいて


弾く瞬間に和音やオクターブの音程に触る


方が、うまくフィットします。




まず弾く前に


「私の首はどれくらい楽かな?」


と自分に尋ねましょう。




アゴを含まない頭が


自由に動けるように。




弾く動きは、必要最小限の動きで気持ちよ~く。




中間部分は


右手も左手も


音が飛びますよね。


そういう箇所こそ


腕が鎖骨から動いて。


指が鍵盤に接しているときも


離れているときも


ふわーっと気持ちよく。




気難しいブラームスと仲良くなれますよ!






アレクサンダーテクニークで


来日したMio先生のレッスンでの


3つの質問


1.どれくらい私の首はラクだろう?


2.どれくらい私の首がラクか、自分にたずねると、どうなる?


3.ステップ2で起きたラクさは演奏(動作)をすると、どうなる?


を繰り返していたら




突然自分の頭が前に落ちていたことに気づきましたビックリマーク


からだに軸があるのも気づいてきましたグッド!




そして個人レッスンを受け、


上記3つの質問を繰り返し、


オプションとして


No feeling, no hearing


でピアノを弾くと。




これって禅問答?


演奏歴がひっくりかえってしまうような?


音が出たときは、もう遅い


ただ音楽の波に乗っていくだけ・・・




そういえば


ドイツの音大での卒業演奏で


先生に 「何もするな」


といわれたことがありました。


あの時は、生涯で唯一


あがらなかったし、


演奏することが、楽しくて楽しくてしょうがなかった。


自分が演奏しているのを、上の方から眺めている感じだった。


でもあれから2度とできていない・・・




それが、アレクサンダーでできる!?


3つの質問を繰り返すだけで!!




練習の最後に


短い時間でいいから録音して


次の日に(ほとぼりが冷めたころ)


聴いてみるといいそうです。


感じずに、聴かずに弾いた演奏は、どうかな?




この3つの質問は


アレクサンダーテクニークをやったことのない人にも


有効です ('-^*)/








 

アップとってもよいコンサートでした合格

やりたい人がやりたい曲を。

やらされも、義務も義理もなし。


ある人はミュージカルが大好きで

年間100回通ったとか…

ピアノは大人になってから始めたそうで

弾き語りをやってくれましたが、

すごく生き生きしてた。


クラッシック畑の人は

ミスなく、ソツなくまとめてしまう傾向があるけど

何をやりたいのかわかりにくい。

音楽する喜び、

表現する喜び

大事にしたいです。


プロフィールに

どこどこ音大卒とか、

何々コンクール入賞とか

ずらずら書いてしまうと

そうそうミスってられませんが・・・



で、自分のことですが、

お気軽音楽会とはいえ

いままでのようにきっちりさらってない

(クラッシック人間ですので)

大丈夫だろうか・・・?

と直前になって不安になり

指が動かなくなりました。


が、アレクサンダーテクニークを

やっているし、

本番のアドレナリンで

何とかなる、で乗り切りました。


が、もしかしたら

もっと恐怖にさらされて

崖っぷちのほうが、

ある意味

もっと舞い上がれたのでは

と思いました。


あがれば

あがるほど

力がでるのかもアップ