高さ120メートル 福島第一排気筒 倒壊の恐れ  解体へ困難な作業を開始 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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写真は「東京新聞」より

 

「1、2号機の近くにそびえる高さ120メートルの排気筒。内径3・2メートルの筒身を鉄塔で支える構造です。2011年3月の事故発生時に1号機のベント(原子炉内の圧力を下げるために中の気体を放出する作業)を行った影響で汚染され、13年には排気筒の根元付近で強烈な放射線源が見つかっています。最大で1時間当たり2万5000ミリシーベルト。そこに十数分間いるだけで人の致死量に達するという極めて厳しい放射線量です。近くへの立ち入りは制限されています。」     「しんぶん赤旗」

 

倒壊の恐れがあると以前から指摘されてきた排気筒がいよいよ解体作業に入る。

しかし排気筒の根元付近は10数分いるだけで致死量という猛烈な放射線量だと言うから、人間が立ち会ってやるわけにはいかない。

遠隔操縦するクレーンで切断、撤去すると言うから大変だ。

これが例えば火力発電所なら、煙突は重機を使い人間が直接作業できるだろうに、原発の特殊性から大変な負担が増える。

何でこんなもの作っちまったのかなんて東電幹部は思わないのかなぁ。

放射能は人智を超えている。

事故無く撤去されると良いけれど、解体撤去した廃材は当然猛烈な放射能を発しているわけで、どのように安全に保管できるのか。今後の作業の進捗状態に注目だ。

 

昨日大学時代のサークルの仲間たちとの年1回の定例同窓会。

東大駒場キャンパスから駒場公園・前田邸・日本近代文学館と新緑の中を歩いて回り、渋谷南平台のイタリアンレストランで懇談。

その後、我が家は恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館に寄ってきた。

 

大石芳野写真展「戦禍の記憶」

モノクロ写真150点で、戦争の惨禍を眼前に見せる。

かなりの人が鑑賞していたが、誰一人声を出す人がいない。

それほど会場は緊迫していた。

何でこれほど人間は愚かなのか。写真の中に希望を見いだすことは出来るのか。