夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪１２区、沖縄３区の補欠選挙が２１日投開票され、大阪１２区で日本維新の会の新人藤田文武氏（３８）、沖縄３区は野党が支援する無所属新人屋良朝博氏（５６）がそれぞれ初当選した。自民党公認候補は両選挙区で落選した。安倍晋三首相が２０１２年に第２次内閣を発足させた後、自民党が衆参の補選で敗北したのは、不戦敗だった１６年の衆院京都３区補選を除けば初めて。安倍政権は与野党の政治決戦となる参院選を前に危機感を募らせる。
大阪を本拠地とする維新は大阪都構想実現へ弾みをつけ、沖縄では辺野古移設への反対派が民意を引き付けた形だ。
（共同）
自民党候補が負けたのは良いが、大阪１２区での野党共闘の不発は、残念だ。
▼藤田文武、維新・新、当選。６万０３４１票。
▼北川晋平、自民・新、４万７０２５票。
▼樽床伸二、無所属・前、３万５３５８票。
▼宮本岳志、無所属・前、１万４０２７票。
こちらは沖縄３区
▽屋良朝博（無所属・新）当選 ７万7156票
▽島尻安伊子（自民・新）５万9428票
▽島尻安伊子（自民・新）５万9428票
アベにとって、大阪の敗北は同じ改憲勢力が当選したのだから、そんなに痛手ではないのではないかと思う。
しかし、このままでは大阪でしか勝てない維新と同様、沖縄でしか勝てない野党共闘になりかねない。
参議院選挙で野党共闘を本物にし、アベ政治を許さないと思っている国民の負託にどう答えていくのか。
全ての野党が本気を出して検討すべきだ。
また函南町議選挙の方は、僕が応援した二人の候補が共に当選した。
まあ良かった良かった。
追加記事。
大阪１２区補選、立憲・国民の支持者の半数が樽床候補に投票だって。これじゃ勝てないな。