「無責任で公共性を離れた情報全盛時代にこそ批判的ジャーナリズムが重要。それが出来るのは良質の取材力を持ち、利害にとらわれない独立・自由のメディア。」「情報栄えてジャーナリズム滅び、ジャーナリズム滅びて民主主義亡ぶ-そうなってはならない」
これは昨秋亡くなった元共同通信社編集主幹の原寿雄さん(92歳)が今から17年前の日本ジャーナリスト会議機関紙「ジャーナリスト」に書いた原稿だ。
気骨のある真のジャーナリストは、腐敗を進化させている日本の報道に警告を発していた。
今、日本のマスメディアは、政権への忖度を最優先して批判的論調が陰を潜めつつある。
ネトウヨ並みの報道があたかも真のジャーナリズムかの如き持ち上げ方をされたりもする。
自民党は野党転落時代、日本のマスメディアを支配するにはどうするか、それこそ真剣に検討したんだろう。
飴と鞭のマスメディア支配が今の所、効をそうしていると思わざるを得ない。
辛辣な権力批判を展開している「リテラ」が「安倍友ジャーナリストベスト10」を発表した。
ここに出てくる名前を覚えておいて、そんな連中の発言の嘘を見抜こう。
そういう国民が増えれば増えるほど、この国の平和と安心は保たれる。
殿堂入り●山口敬之(元TBS記者、ジャーナリスト)
ヨイショの見返りに逮捕も免れた?「安倍首相に最も近いジャーナリスト」
10位●八代英輝(弁護士・『ひるおび!』コメンテーター)、恵俊彰(『ひるおび!』MC)
八代「安倍首相を信頼できない国民が無責任」…露骨な“忖度ワイドショー”
9位●高橋洋一(経済学者)、岸博幸(慶應義塾大学教授)、八幡和郎(評論家)
加計を擁護し「前川は官僚のクズ」と罵った元官僚たちの特区ビジネス
8位●岩田明子(NHK政治部記者、解説委員)
NHK社会部の“加計スクープ”を握り潰した「総理にもっとも近い記者」
7位●須田慎一郎(ジャーナリスト)
安倍首相と一緒になって前川バッシングに励む「トバシ」ジャーナリスト
6位●有本香(ジャーナリスト)
ネトウヨ村から地上波に侵食! 森友問題で「辻元デマ」を垂れ流し
5位●三浦瑠麗(国際政治学者)
ついに安倍会食デビュー!「どっちもどっち論」で御用学者の実態を隠す曲者
4位●阿比留瑠比(産経新聞政治部編集委員)
デマを流しておきながら「朝日のフェイクニュース」と言い張る厚顔無恥
3位●長谷川幸洋(東京・中日新聞論説委員)
自社の望月記者に人格攻撃の一方で“極右講演会ビジネス”で金儲け
2位●松本人志(芸人)
安倍首相と仲良く焼肉でとうとう田崎スシロー化してしまった「権力大好き芸人」
大賞●田崎史郎(時事通信社特別解説委員)
本家御用の地位はゆるがず、安倍首相が憑依する「イタコ」化が進行
いかがだったろうか。今回、ランクインした面子は今年もモリカケ潰しに精を出すことは必至だが、今年、注視しなければならないのは、安倍首相が本格的に動き出すとみられている憲法改正問題だ。改憲に向けて、この御用ジャーナリスト・評論家・コメンテーターたちは、安倍首相が目論む「平和主義の破壊」という事実には蓋をして、改憲の必要性を声高に叫ぶだろう。
本来ならば、モリカケ問題によってとっくに退陣に追い込まれているはずが、そうなっていない。その背景には、メディアの弱腰と、コメンテーターたちの擁護がある。権力の監視が機能しなければ、いつまでも悪人は権力を握りつづける。それを黙ってみているわけにはいかない。本サイトは今年も、しっかり政権とメディアの欺瞞を暴いていくつもりだ。
(編集部)
全文は下記から。
http://lite-ra.com/2018/01/post-3715.html
地震頻発。かなりの揺れで目を覚まされること数度。
震源は千葉県北東部とか大島近海とか、東京湾周辺。
何が地下で起きているのか。不気味だ。
昨夕、雪が降り今シーズン初めて庭が真っ白になった。
今朝も寒々しい光景が広がっている。
スリップ事故などが起きないと良いけれど。