安売り弁当は安全か?/いのち・健康を奪われかねない安売り合戦 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

杜撰で無責任なツアー会社とバス会社そして規制緩和の旗を振り、利用者の安全よりも企業側の利益確保を優先させてきた国交省により、スキーツアーバスで若い命を奪われた人災。
安けりゃ良いという価値観では自らの命も守る事が出来ないという現実を突きつけられた。
夜行バスなんか乗るものじゃないのかも知れない。

そして一方では、廃棄カツなどを転売して流通させていた産廃業者。引き取り料と転売して儲けた金とで濡れ手で粟の商売だ。

「横流しカツ2万7千枚 消費者に 東海3県のスーパー、弁当店通じ」だそうだから、もう食べちゃったんだね。


ダイコー家宅捜査で新事実続々…廃棄食品横流しの深い闇




「みのりフーズ」のチキンカツ(岐阜県公式HPから)
「みのりフーズ」のチキンカツ(岐阜県公式HPから)

 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄カツが横流しされ、スーパーなどに出回っている騒動は底なし沼の様相だ。壱番屋が産廃業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)に処分を委託したのは2010年。昨年12月以降だけでビーフカツ、チキンカツ、ロースカツ、メンチカツの4品目で約10万3800枚、過去にさかのぼるとチキンカツだけで20万枚以上に上るという。


 改めて、闇の深さにゾッとするのだが、消費者問題研究所代表の垣田達哉氏はこう言う。



 「汚染米やウナギ偽装と今回のケースは次元が違います。ココイチ側は人の口に入れてはマズイと廃棄を依頼したのに、産廃業者側が転売していたのですから。こうなると、他の廃棄食品はキチンと処分されているかという疑念が出てくる。ココイチのケースは氷山の一角の可能性が大いにある。というのも、廃棄の依頼主は業者が提出する『管理票』と呼ばれる書面を信用するほかないのが現状なのです。一方、中小のスーパーや弁当屋などはブローカーに仕入れを頼っている。安さで勝負している店はこぞってお値打ちの“出物”を求めています」


 愛知県警が14日、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーを家宅捜索すると、転売サイドの足並みが乱れ始めた。ダイコー側は「横流しは今回が初めて」と釈明しているが、ダイコーと直接取引する製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の実質的経営者の岡田正男氏(78)は、「数年前からビーフカツも仕入れた」「ビーフの横流しが公になったので、ダイコー側から他のカツの仕入れを隠すよう連絡があった」などと証言。これまでの取引でも、帳簿を残さず、段ボールは詰め替えるように指示されていたと明かした。



 「産廃業者への委託料は1トン1万2000円ほど。委託料を丸取りした上、常態的に原価ゼロの商品を転売していたとしたら、相当に悪質です」(垣田達哉氏)



  大西一幸社長(75)が1978年に立ち上げたダイコーの台所事情は火の車だ。信用調査会社によると、14年8月期は売上高4億5500万円に対し、最終利益は150万円ほどだった。


「愛知県津島市内にある大西社長の自宅は約35坪ほどですが、根抵当権の譲渡が繰り返され、地銀からノンバンクを経て債権回収業者に回されています。まともな金融機関に見放されたということです」(調査会社関係者)


  ココイチはダイコーにナポリタンソースやラーメンスープの廃棄も委託していた上、みのりフーズの冷凍庫からココイチ製品以外の賞味期限切れ冷凍食品が大量に見つかった。何がどこでどう流通しているか分からなくなってきた。



「日刊ゲンダイ」より転載 


福島産の放射能汚染米が産地を偽装して流通していたこともあった。
口に入るモノは安心安全なものにしたいという、当然の願いもこうなると何を信じて良いのかわからなくなる。
「あそこのお弁当は安いのよ」などという口コミを信じて慌てて買いに走るのは止めた方が良いようだ。
やはり一番安心なのは、地産地消の食材と自宅の料理なんだろう。


なお「日刊ゲンダイ」が日弁連会長選挙についての記事を出したので、転載します。
先日掲載した「
日弁連も日本会議の軍門に下るのか/日弁連次期会長  稲田朋美議員支援者でいいのか」の記事とは違う角度からの記事だ。こちらの方ならまだ安心できるのだが。


日弁連次期会長候補に自民稲田議員「支持」の怪情報




稲田朋美政調会長は党内きっての「右翼議員」(C)日刊ゲンダイ

稲田朋美政調会長は党内きっての「右翼議員」(C)日刊ゲンダイ

 全国約3万7000人の弁護士を束ねる「日本弁護士連合会」の次期会長選(2月5日投開票)をめぐって“怪情報”が流れている。村越進会長(65)の任期満了に伴い、現在、次期会長選に立候補を表明しているのは、大阪弁護士会元会長の中本和洋氏(69)と、東京弁護士会の高山俊吉氏(75)の2人。このうち、中本弁護士に対して「安倍首相の側近である自民党の稲田朋美政調会長の熱烈な支持者」という仰天情報がささやかれているのだ。



  稲田氏といえば、党内きっての「右翼議員」と目される人物。憲法違反である安保法の旗振り役も担った。しかし、日弁連は安保法反対の声明を出している。仮に中本弁護士が新会長に就いた場合、「日弁連は方針転換して安倍応援団になるのではないか」(都内の弁護士)というのだ。



■中本氏本人を直撃すると…



 確かに稲田氏の政治団体「ともみ組」の2014年分の収支報告書を確認すると「14年6月2日」に中本弁護士が「3万円」を寄付した記載がある。果たして“怪情報”は事実なのか。中本弁護士を直撃すると、「悪質なデマ」と憤りながら、こう続けた。



「稲田議員は後輩弁護士として30年来の付き合い。それだけです。だいたい、私は民主党議員にも献金していて、むしろ、そちらの金額の方が多い。社民党の福島瑞穂議員もずっと応援しています。同期の弁護士で、落選中の(前民主党議員の)辻恵氏のパーティー券なんて(総額で)50万円分ぐらい買いました。それに広島出身の私は、戦争は絶対反対。『9条の会』で活動し、安保法反対のデモも先頭に立って呼びかけましたよ。にもかかわらず、私が『日本会議のメンバー』なんてデマも流れている。まったく冗談ではありません」



  良かった……。 

 


昨日の大雪、首都圏では大混乱だったが、我が家は積雪なしで雨だった。
今朝は一段と冷え込み強風が吹き抜けている。
雪化粧が進んだ朝焼けの富士山が美しい。