安倍談話 海外メディア 厳しく批判/産経・FNN調査では20代が高い評価とか | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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韓国

 【ソウル=栗原千鶴】朝鮮日報15日付の社説は、安倍首相談話が村山談話にある「侵略」「植民地支配」「反省」「おわび」という言葉を引用しているものの、「他人の口を借りて反省・謝罪している印象を与えている」と批判しました。

 東亜日報の同日付社説も、「(安倍首相の)歴史認識に失望とともに、怒りを感じる」と非難。ソウル新聞の同日付社説は、「慰安婦」被害者に対する真剣な謝罪を求め、「真心に欠けた態度では、パートナーとして一緒に歩むことはできない」と主張しました。


中国

 【ハルビン(中国黒竜江省)=小林拓也】15日付の中国共産党機関紙・人民日報は論評を掲載し、「文脈や誠意では『村山談話』との違いが甚だしい」と非難しました。


国営新華社通信の論評は、村山談話の「おわび」の主体は「日本政府と全国民を代表する首相だった」として、安倍談話のおわびは間接的だと指摘。「そうしたやり方で世間を欺くことはできない」と批判しました。

シンガポール


 【ジャカルタ=井上歩】シンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズ(電子版)は15日、談話は安倍首相の歴史認識に対する批判と、右派的基盤の間の「微妙な線上を歩くために、入念に仕上げられたように見える」と報じ、談話は「韓国と中国の人々から適切とみなされそうにない」と指摘しました。


米国

 【ワシントン=島田峰隆】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は14日、「安倍首相は第2次世界大戦中の日本の行為について自らの言葉で謝罪するには至らなかった」と伝え、「戦争に関して日本がどう責任を負うべきだと安倍氏が感じているのか、あいまいなままだった」と指摘しました。


 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は同日、「安倍首相は過去の第2次大戦の謝罪を繰り返したが、何も付け加えず」と題して報道。ワシントン・ポスト紙(電子版)も同日、「日本の指導者は第2次大戦の謝罪に至らず」と伝えました。


豪州

 オーストラリア・エージ15日付は「将来の世代が謝罪を続ける必要性によって重い責任を負わせられないようにするとして、新たな謝罪を発表しなかった」と報道。安倍談話の言葉遣いは中国や韓国で重大な外交上の課題となると認識されていると指摘しました。


ドイツ

 

 

 フランクフルター・アルゲマイネ紙は15日、「不信は残った」との見出しで論評し、「安倍氏は侵略については歴史家の議論に任せるとして明確な謝罪を避けた」と批判。南ドイツ新聞は、首相が直接の謝罪を避けた狙いは「歴史に対する自らの評価を変えない」ことだと指摘しました。

 

「しんぶん赤旗」より転載




これら日本軍の侵略により多大な被害を受けた国などの主要マスコミは、安倍談話を総じて評価していない。
おそらく国民感情が背景にあるのだろう。
加害者意識のない談話など、被害者から見れば許せないわけだ。
一方「身内」の産経・FNN調査では次のような結果だそうだ。


戦後70年談話、20代が高評価 公明支持層も容認

 産経新聞社とFNNの合同世論調査では、政府が14日に閣議決定した戦後70年の安倍晋三首相談話について、全世代で「評価する」との回答が「評価しない」を上回った。20代の評価が最も高く、男性の71・9%、女性の54・1%が評価した。「未来志向」を重視した内容が若者層に受け入れられたといえそうだ。

 「反省」「侵略」「植民地支配」「おわび」という表現を使ったことも、20代男性の70・3%が評価。女性も40代で59・3%が支持を寄せた。「戦争に関わりのない世代に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」との表明は、30代男性の79・3%が評価した。


 支持政党別では、自民党の79・6%が談話を評価。公明党も64・7%が評価し、全政党の平均(57・3%)を上回った。首相が心配した公明党支持層にも支持が広がっており、政権運営の懸念材料が一つ取り除かれた形だ。

 

「産経ニュース」より転載


これどういう聞き方をしたのかな。
多分誘導的な質問をしたんだろうと想像する。
世界的世論と隔離したガラパゴス報道に終始していると、結局は嘲笑の対象になるだけだ。
「政権運営の懸念材料が一つ取り除かれた形だ」とは産経グループと安倍晋三は同じ思いを持っているよとの告白だね。


共同通信の世論調査では内閣支持率は43・2%で、2012年12月の第2次安倍政権発足以降で最低だった前回7月の37・7%から5・5ポイント上昇した。不支持率は46・4%だったというから、この言葉だけ並べた談話を評価する国民がそれなりにいたと言うことだろう。
しかし底の浅い言葉だけの羅列が結局は無意味なものだったと国民が気がつくのも早いと思う。

「戦争法案」反対の全国的行動が目白押しとなっている。 
伊豆山中からもどれか一つくらい参加したいものだ。

8月23日(日)午後1時~
 ◆戦争法案つぶすデモ@吉祥寺
 井の頭公園西園・文化交流広場集合
★サウンドカー&ドラムデモ #戦争法案反対 #全国一斉行動   http://t.co/iPMx3hEqvv
 
若者憲法集会
 8月23日(日)午後4時半~
 戦争法案に反対する全国若者一斉行動・青山
 SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行 動)
 
8月24日(月) 午後2時~  午後5時~
 ◆戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会─国会前 抗議祈念行動─全国集会、
  星陵会館 
   (地下鉄「永田町」駅6番出口より徒歩約3分)
  衆議院第2議員会館前記念行動
  戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会
 
8月26日(水)午後6時~ 午後7時15分~
 ◆安保法制等の法案に反対する日比谷野音大集会
  &パレード
  日比谷野外音楽堂集合  パレード
   日本弁護士連合会
 
8月30日(日)午後2時~
 ◆戦争法案廃案!安倍政権退陣!
  8・30国会10万人・全国100万人大行動
 場所:国会議事堂周辺
 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会