情けなくて涙 | KANNA MAGAZINE.COM

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お父ちゃん、お母ちゃん、三兄弟の家族の日々。
2015年9月生まれの優は、常位胎盤早期剥離のため新生児仮死で生まれてきました。脳に大きなダメージを負ってしまい不自由な体になってしまいましたが、毎日頑張る優を家族みんなで大切に育てています。

先日、買い物に行ったときにばったり出会った知人。長男の出産のときに隣同士で出産で、その後もなにかと接点が多い子。

わぁ♡ひさしぶりね~!と言いながら話していて、途中、

「一番下の子何歳になったんだっけ??」と聞かれ、

ん?一番下の子?優?あ、でも、この子は優の出産知らなかったんだ。と思ったとき、その場で優のことを何と言っていいかすぐに思いつかず、次男の話だけをしてその話は終わったのだけど・・・・


帰ってから、わたし、なんであの時普通に「3人目が生まれたんよ。」と言えなかったんだろう。と深く深く後悔して、涙が止まらなくなってしまった。

優にとって、一番悲しいことを私はしたんじゃない?なんて親だろう・・・

その時は、その子も仕事中の買い出しだったようで、ゆっくり話する感じでもなかったし、なんと説明したらいいかとか、考えたことも用意もしていなかったので、なんとなく言えなくて・・・

でも、優のことを色々説明しなくても、「3人目が生まれてもうすぐ7ヶ月。」と言えなかった理由はなんだろう。わたし、なんで言わなかったんだろう。と、はっきりした自分の気持ちもモヤモヤとして分からないままで。

きっと、泣いてしまうのがいやだ、気を使わせたくない、可哀想と思われたくない、でも知ってもらいたい、そのほか色々な気持ちだとは思うのだけど・・・・。

優のことは知ってもらいたいけど、道端でうまく説明できない。だから、上手い説明、考えて用意しておこうかな、でも今日の自分は最低だったな。と、情けなくて涙した出来事でした(;_;)


そして、優の笑顔の写真。

優は、ふだんはほどんどをぼーっとした顔をしてすごしているけれど、たまにしっかり追視もするし、そんなタイミングであやすと、1~2日にいっぺんくらい、良い笑顔を見せてくれます。

でも、瞬間的で、しかもいつ来るかわからないので、写真に収めるのは至難の業。


だけど!割と持続的にみせてくれた時に、写真、撮れました!お父ちゃんに抱っこされてあやされてます。

♡♡♡


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これが、精いっぱいの優の笑顔です。

優が笑うと、家族中大騒ぎ。

「笑った笑った~~!」と誰かが言うと、みんなが駆け寄って集まってきます。

優、みんなに愛されてます。


毎日不安なこともいっぱいだけど、少しでも優の笑顔が見られることが、今のしあわせです。