懐かしの映画❗️アメリカン・ニューシネマ❗️ | 巫kannagiのお喋りブログ

巫kannagiのお喋りブログ

昭和の時代が懐かしい!ほっこりします♪忘れていた記憶が蘇ります♪
懐かしのお品も取り扱っております。
https://kdkaikodou.buyshop.jp/

ポール・ニューマン、ロバート・レッド・フォード、キャサリン・ロスの映画、『明日に向かって撃て!』は、カッコ良かった。アウトローな生き方に、憧れさえ覚えた時代だった。





雨に濡れても


西部劇ではあるけれど、既成の社会に反抗して行く姿が、心を打った。銀行強盗や列車強盗と言う行為であるけれど、何か人生で輝いていたような映画だ。ラストシーンは、騎兵隊に総射撃されてしまう、哀しいものだけれども、それは、彼らの最期としては仕方ないもののような気がする。3人の関係性も、ユニークで、面白かったし、キャサリン・ロスの笑顔が素敵だった。まさに、アメリカン・ニューシネマだった。実際にあった、ブッチ&サンダンスの強盗団の話が元になり、映画になっているのも、良かった。



『俺たちに明日はない』も、良かった。アメリカン・ニューシネマだ。
ボニー&クライドは、実在の強盗団だが、カップルだった。ボニー役のフェイダナウェイは、美人だった。こちらもアウトローな生き方だった。







ボニーは、ウェイトレスだったが、日常に飽き飽きしていたところ、務所帰りのクライドに惹かれて、強盗を始める。もちろん、強盗等すれば、ブッチ&サンダンスと同じ運命を辿ることになるのに、突っ走り、有名になって行く。





非日常の世界で面白おかしく、銃を使って、強盗をすれば、やはり銃で、制裁される。あまりに、ボニー&クライドがやり過ぎて、警察もお手上げだったために、テキサスレンジャーに、銃で、蜂の巣にされてしまう最期は、実際のボニー&クライドの話と同じで、哀しい。呆気ない最期だった。けれども、『俺たちに明日はない』と言うタイトル通り、決して明るい明日は永遠ではないと言う、短い生涯だけど、やってしまうと言う、そんな短絡的な行為が、ウケた時代だったんだと感じる。今としては、懐かしい映画だ。やはり、アウトローが流行った時代だった。


映画『スティング』も、アメリカ社会の底辺を描いた映画で、銀行家で、マフィアのボスのロネガンを、巧くハメて行くところが最高で、見ている方も騙されてしまう映画だ。




アメリカ社会では、スリや詐欺の家系は、ずっと子供や孫にまでも、継がれて行くと言う内容だが、マフィアの金に手をつけてしまうと、命まで狙われるので、敵討ちになったりすることもあることがわかる。こちらも、ポール・ニューマン、ロバート・レッド・フォードの主演で、カッコいい俳優だ。アウトローが、カッコ良かった。



ラストシーンは、競馬の電信で、ロネガンを引っ掛け、大金を得て、仕返しを受けないように、その場で、殺されたように見せると言う、極めて見事な展開に、驚かされた。


スティーブ・マックィーンの映画『大脱走』も、ドイツ軍の捕虜収容所から、全員脱走させる内容だが、これまた、凄い。3本のトンネルを作り、見つかってしまうが、何とか逃げ出した者は、偽パスポートを持って、汽車に乗ったり、自転車で逃げたり、バイクに乗ったりと、散り散りになるが、生き残った人が、伝えたと言う内容だ。



逃げて捕まった者は、運が良ければ、また捕虜収容所に戻されるが、運が悪いと、途中で、トラックから降ろされ、銃殺されてしまう。

捕虜の任務と言うか使命は、収容所に入ったら、脱走することと決まっていたようだが、イギリス、フランス、アメリカの軍人たちが、チームワーク良く、脱走を計画し、準備して行くのは、圧巻だった。



ヒルツ役のスティーブ・マックィーンのバイクで逃げるシーンは、カッコ良く、仕舞いには、転び、バラ線に引っ掛かってしまうが、運良く、射殺されず、収容所に戻される。しかし、独房に入れられて、野球のグローブとボールを持って入り、壁当てをするシーンは、印象的だった。
単に戦争は、第一線で、撃ち合いするだけでなく、捕まった者たちの抵抗を描いた内容に、感動を覚えた。

どの作品も、自分の周りにある、既存の社会に、順応すると言うより、抵抗して行く姿が、描かれているのが、当時、アウトローがカッコ良いと言われた時代だったと、懐かしく感じるのでした。
☝🏻😉👍🏻