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関西メディカルスポーツ学院

整形外科医師・理学療法士・柔道整復師も学ぶ摩季れい子学長のオリジナル技法

お待たせしました。それでは、首周りのアウター筋のトレーニングを紹介します。前回の注意点をよくお読みになってから始めてくださいねビックリマーク


回数は10回2~3セットを目安に、ご自分の状態に応じて無理をしない範囲で行ってください。


ゴルフや野球などのスポーツをされる前後、お仕事の前後や合間にされると血行がよくなり、肩こりの予防にもつながりますので、続けてみてください。



頭部を支える首周りのアウター筋トレーニング


1)肩すくめ運動(僧帽筋上部線維)

①両足を肩幅に広げ、姿勢を正す。両腕は体側に添えて伸ばす。

  
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②息を吐きながらゆっくり両肩をすくめる。ストーンと肩を落とすイメージで力を抜き、元の位置に戻す。この動作を繰り返す。


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2)ワキを締め肘を後方に引く運動(広背筋)

①両足を肩幅に広げ、姿勢を正す。両肘を90度曲げ、両脇を締める。手は軽く握る。


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②ワキを締めたまま、息を吐きながらゆっくり両肘を約45度後方へ引き、ゆっくり元の位置に戻す。この動作を繰り返す。


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3)肩外転運動(三角筋・肩甲骨上方回旋筋)

①両足を肩幅に広げ、姿勢を正す。両ワキを締め、肘を90度曲げ、手は軽く握る。
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②息をはきながら肩の高さまで肘と手をゆっくり持ち上げ、ゆっくり元の位置に戻す。この動作を繰り返す。



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このトレーニングの続きは、次回紹介しますねビックリマーク

いつも関西メディカルスポーツ学院のアメブロをお読みいただき、ありがとうございます。


●首周りの筋肉の柔軟性チェックの結果は?


前回の首の筋肉の柔軟性チェックで可動域を見ていただきました。その結果はいかがでしたでしょうか?


前に動きにくい方は、首の後ろ側の筋肉がかなり硬くなっていませんか?首の後方面の筋肉、僧帽筋の柔軟性低下が考えられます。


左や右へ首が回りにくかった人は、反対側の胸鎖乳突筋が硬くなっているか、筋力が弱っています。



●頭部を支える首周りの筋肉の重要性


野球やゴルフなどの回転スポーツにとって、体幹軸は命ですが、その体幹軸は頭を支える首から背骨の土台である骨盤まで、クギを刺したように直線的に構成していると考えます。


頭部を支える首周りの筋肉には、後頭から頚椎、そして、肩甲骨や胸椎に付着する後方の筋群と、側頭の乳様突起から鎖骨・胸骨に付着する胸鎖乳突筋をはじめとする前方の筋肉があります。


日々の生活や野球やゴルフなどの練習の繰り返しの動きによって、首の筋肉の緊張度に変化が生まれます。


頭を支える首周りの筋肉は肩甲骨にもつながっていますから、前方に傾きにくくなっている場合、肩運動の円滑さが失われるなどの影響が出ていると考えられます。


また、首の回旋力に左右差がある場合も、鎖骨に付着する筋群の緊張の表れです。これは肩を支点として腕を振る時に、重要な肩甲骨の動きの基本となる鎖骨運動に支障が表れていることを示しています。


背中が丸まっている猫背の選手は、首の回旋に制限が見られるケースもあります。


頭部を支える頚椎後方の筋群は、運動の反射能力を高める働きもしています。首の筋肉に硬さや張りがあれば、ボールに対する瞬時の反応力も鈍くなりますから、しっかり血行を促進して、柔軟性をキープしておくことが大切です。



●僧帽筋の働き


僧帽筋は上部線維、中部線維、下部線維とあって、上部線維は両手を上に持ち上げる時に働き、中部線維は両腕を肩の高さにセットして、その腕を肘から後ろに引く時に働きます。


僧帽筋中部線維は、ピッチングの命とも言える投球腕ポジションをゼロポジション近位置に導く重要な筋肉です。


僧帽筋の下部線維は、肩の高さ辺りにおいた両腕を肘関節からワキを締める方向に引く動作で収縮します。


僧帽筋の図


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●僧帽筋上部トレーニングの注意点



首を支える筋肉を鍛える時、首に直接ストレスを与える方法は専門の知識を持った指導者の下で、取り組まれることをお勧めします。


今回は、首を支えるアウター筋のトレーニング方法を紹介します。


首のエクササイズを実施するにあたっては、必ず大筋群から運動を開始することが大切です。


ストレッチにしても、いきなり短筋群(回旋筋)を使っての首を回す運動から入らないようにご注意ください。


背骨を支える筋群を鍛える時は、全て大筋群から入りましょう!



●運動の管理ポイント


1)筋肉を効果的に鍛えるためには、鍛えようとする筋肉を意識し、運動時の電気刺激を送りやすくすることが大切です。


2)筋肉を鍛える場合、呼吸を自然にすることも大切です。決して域を止めず、筋肉を収縮させるときは息を吐きながらが基本です。


●注意点


頚椎に器質的な故障(頚椎ヘルニア、頚椎椎間関節症まど)がある場合は、医師に相談されてから開始してください。


では、次回に首周りの筋肉の具体的なトレーニング法やストレッチを紹介しますね。


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大好評だった前回のセミナーの様子


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クビ(頚)周りの筋肉の柔軟性テスト



●目的:頭の重さを支えるクビ周りの筋肉の柔軟性を見ます。


●方法1:①立った状態(立位)でも座った状態(座位)でも構いませんが、姿勢を整え、アゴを引いてクビを前に曲げる(前屈)。




開始ポジション


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前屈


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②次に、開始ポジションから目線を上に上げ、アゴを上方に向けてクビを後ろに反らす(後屈)。


後屈

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●注意点:背骨から曲げないようにする。無理せずゆっくりと行う。違和感や痛みを感じたら中止する。





●チェックポイント:前屈の時はアゴが鎖骨につき、後屈の時は首の後方面に行きにくさや違和感がないかどうかチェックする。


前屈しにくい場合、僧帽筋上部と頚筋群の筋力低下や柔軟性低下が表れています。後屈しにくい場合は、頚椎の器質的な要因か、頚椎前方面の筋肉の柔軟性の低下が考えられます。








●方法2:首を左右に回転させる。


●注意点:両肩の位置は動かさずにクビだけをゆっくり動かす。そして元の位置に戻す。違和感や痛みを感じたら中止する。





●チェックポイント:1)顔を向けた方の肩の上までアゴがまわるかどうか。2)左右の回旋運動がスムーズに行うことができるかどうかをチェックする。


クビを左右に回しにくい場合、首の回旋筋の筋力低下や柔軟性低下が考えられます。

開始ポジション


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右回旋


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左回旋

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クビを支える筋肉は運動時のバランス力を高める重要な役割を果たしています。クビの筋肉の柔軟性低下や凝りは体のバランス力だけでなく、肩機能にも大きな影響を与えます。そこで、しっかり頚筋をチェックし、いい筋肉状態を保つことが必要です。



次回は、そのクビの筋肉を整えるストレッチとエクササイズを紹介します。














首や肩が凝る症状が慢性化していたり、頭が重い、首が回りにくい。あるいは、腕が挙がりにくい、といった頚椎を支えている筋肉の機能状態を表すシグナルを感じられたことありませんか?


こんな症状にお気づきの時は、簡単な首の筋肉のチェックをお試しください。その前に、今回は頸椎を支えている筋肉の説明を簡単にしておきますね。


首を支えている筋肉には、深層のインナーマッスルと浅層のアウターマッスルがあります。


インナーマッスルには頭と頚椎、頚椎と肩甲骨、頚椎と胸椎、頚椎と鎖骨をそれぞれ繋いでいる筋肉があります。アウターマッスルには、一般的に知られている僧帽筋や胸鎖乳突筋などがあります。


これらの頚椎を支えている多くの筋肉について興味のある方は、ネットなどで詳しく調べてみてくださいねビックリマーク


●頚部の筋肉(前面)


アウターマッスル        インナーマッスル


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●頚部の筋肉(背面)


アウターマッスル        インナーマッスル


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首の動きには、前に倒す(前屈)、後ろに倒す(後屈)、横に倒す(側屈)、左右にねじる(回旋)があります。

これらの動きに関わっているのが上記に紹介した筋肉群なのです。


この首の動きに関わる筋肉は、腕を振るテニスやゴルフ、野球のピッチングやバッティングの重要な働きをする肩甲骨や鎖骨にも付着していることから、首の筋肉をいい状態に保つことは、テニスやゴルフ、野球などの選手にとって重要だと言えます。



●凝りを招くメカニズム

主に前屈みで体幹より頭が前にあり、頚椎を後方から支えている筋肉が頭の重みも支えることによって緊張がかなり高くなり、筋肉が疲れて伸びが悪くなっていく。いわゆる筋肉の血液循環が悪くなってくると、凝りの症状が生まれやすくなります。

特に前かがみの多いスポーツとして、テニスや野球の捕球動作、ゴルフのアドレスなどが挙げられます。



常に前傾してパソコンを使うお仕事もかなりの緊張が強いられますから、首の緊張から頭部の緊張まで波及し、頭が重たい、痛いなどの症状も招きやすくなります。



スポーツ選手だけでなく、一般の方も首の筋肉のケアは必要です。次回に紹介する首の機能チェック法で、ご自分の首の筋肉の状態を把握してケアすることが大切です。



いきなり首をぐるぐる回す、あるいは首を横に倒すのは危険です。筋肉がびっくりして炎症を起こすこともありますから、注意してくださいねビックリマーク